ドイツ定番☆ニシンのマリネ

サンクスギビング前夜にデジカメが壊れて以来、まだ買いに行けていません。写真がうまく取れないんじゃ新しいレシピを上げる意欲も沸かな・・・イヤ沸いた!グラグラに!
 魚屋でピッチピチのニシンを見つけて、ドイツでよくある甘酢漬けにしちゃいました!


若いニシンを生のままで酢漬けにしたこのお料理は、春にドイツやオランダを訪れたことがある人ならきっと食べたことがあるはず。ヨーロッパで食べるニシンは北海とかで採れるものですが、今NYで売ってるのはたぶん近海のものだから解禁になる時期とかも違うんだろうね。


Pickled herringとかで検索するとレシピはたくさんヒットしますが、要は三枚におろした新鮮なニシンに軽く塩をしてから調味した酢に漬けるだけのものです。手法だけみると基本はシメサバと同じですね。

一応アニサキスについてお勉強した方がいいかもしれません。よければどうぞ。


おろし方も私はサバをおろすときと同じようにやっちゃいました。過去記事シメサバに卸し方を写真で載せています。自信ないけど。
 ←参考:サバ

腹骨をすき切るのも同じ。
←参考:サバ

ニシンは骨が細かいのですが、まんなかを走っている骨はそのままとらずに漬けちゃいました。そんな気になることもありませんでした。


塩は全体にパラパラと強めに降りかける程度にして、冷蔵庫で1時間。その後キッチンペーパーで染み出た水気をおさえてふき取ってから、水で塩を洗い落としたりせずに調味酢に直行させました。皮もとりませんでしたが問題ないです。

調味酢はレモンの絞り汁、酢、砂糖をそれぞれ1/2カップくらいずつ使ったらニシン6尾にピッタリでした。かなり甘いです。私はモルトビネガーとリンゴ酢しか手元になかったのですがガツンとした酸味が欲しかったのでレモンをたくさん使いましたが、このくらいでちょうどよかったです。スッパさわやか。

これに塩を小さじ1/2、マスタードシードと粒こしょう、ローリエの葉を各少々、そしてディルをたっぷり刻んで調味酢はできあがり。混ぜるだけの簡単さ。
 漬けます。


3時間くらい漬ければおいしく食べるには充分でしょう。冷蔵庫に入れておけば2日くらい持ちます。

甘酢漬けをそのまま食べるのも定番ですが、サワークリーム&オニオンもまた磐石の定番ですね。
 刻んだ生たまねぎとディルをサワークリームに混ぜて塩こしょう。ここでも砂糖や酢、刻んだリンゴなどを味付けに使うレシピが多いのですが、水っぽくさせずにサワークリームのコックリ&マッタリ感を味わいたかったので余計なものは入れない(勇断)。


ニシンは一口大に切ってから和えてもいいのですが、前菜じゃなくメインに食べるのででかいままサワークリームで和えちゃいました。
 ハイどうぞ!


サワークリームで和えてないのもあるよ!


小粒じゃがいもをゆでて、キリッと冷やした辛めの白ワインを開けていただきまーす!
 非常にわかりにくい写真ですがこれが精一杯。年内に新しいカメラ欲しいなー。だれか接写に強くて12MP以上で明るく撮れるデジカメでお勧めありませんか?一眼レフとかまでは要らないんだけど。


これがまたおいしいんだ!NYでもヨーロッパ系スーパーとかに行けば酢漬けや油漬けのニシンは売っていますが、どれもこれも脂気がなくて甘ったるいものばっかりですよね!自分でやれば塩を軽めに短時間で作れるのでみずみずしくてニシン自体のおいしさがタップリ味わえます。レシピだけを見ると砂糖をたくさん使ったように思えますが、酢漬けのも、サワークリーム和えのもどちらも甘すぎず、ゆでたじゃがいもと一緒に食べるとほんとにおいしいです!キレイで新鮮なニシンが手に入ったらぜひお試しください。



ほんとうはクリスマスにグースを焼きたいんだけど写真が取れないならどうしよう〜。カメラは急いで買わないでちゃんと選んでいいのを見つけたいしなー。と、迷っておりますが実は写真を撮っておいたけどまだ書いていないレシピはたくさんあったりするので、ぼそぼそと書いていきます。またボチボチいらしてくださいませ。
 これらは書きたい勢いが高くないレシピだったりするので手が進まないのよ。


過去レシピを一覧にしています。よければどうぞ。→過去記事・レシピ一覧


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