煮豚と鴨脂のチャーハン
誤解のないように言っておきますが、このチャーハンを作ったのは1月半ばのことで、写真を取ったはいいがコレまでアップしていなかったのです。なぜ言い訳めいたことをいきなり言うかというと、このチャーハンはクリスマスや正月料理の残りを使っているからです。いくらなんでもバレンタインも過ぎようとしているこの時期で正月の煮豚はないよね。。。
写真みるとなんでもないチャーハンみたいですね。ところがコレが激ウマ。秘密の材料はこちら。
- 鴨の脂 (クリスマスの残り)
- 煮豚 (正月の残り)
- 煮豚の煮汁 (正月の残り)
- 冷やご飯
- ネギ
- たまねぎ
- グリーンピース
- その他一掃してしまいたい残り野菜など
- 塩、胡椒、しょうゆ
野菜などはそのときにあるものをお使いください。グリーンピースは私は好きなのでチャーハンにはマストですが、なければなくても全然OKです。チクワとか卵とかキムチもあればいいですな。
準備
煮豚や野菜は細かく刻んで置きます。冷凍のグリーンピースを使うときは凍ったまま使います。
作り方
1)まず鴨の脂です。コレはクリスマスに鴨の胸肉を料理した際に出た脂を器にとって置いたものです。鴨を料理したときには、そのときに出る脂を小さな容器にとっておくと後々バターの代わりに料理に使えて非常に重宝します。しかもウマイ。冷えるときれいに白く固まって数ヶ月は使えます。熱した厚手のフライパンに鴨の脂を入れてとかします。
2)ネギ、タマネギを炒め始めます。強火で。
3)刻んだ煮豚を投入。自分で言うのもナンですがこれもウマイ。
4)その他の野菜や具を入れ炒めます。火はずっと強火で手早くチャッチャと行きましょう。
5)続いてご飯を投入。私はチャーハンにするときはロンググレインの米を使います。安 い か ら 。
6)煮豚の煮汁を鍋肌から入れます。ジュー。いい音!いい匂い!そして味見をして塩、胡椒、醤油などで仕上げます。
ハイ、ドテラ大喜びランチ一丁。
ポイント
最重要ポイントは鴨の脂です。捨ててしまわずに使っておいしくお料理に役立てることですな。いつものチャーハンがなんだか風味が増して高級感漂います。
煮豚の煮汁も同様です。豚肉のかたまりを煮込んだ煮汁なんだからおいしいはずだ。捨てたりせずに最後まで使いたいですね。どうしても煮汁が残りそうだったら瓶に入れて冷凍しておいて、次に煮豚を作るときに使うといいですよ。鰻屋のタレみたいにこなれた味がすぐできます。
これでインスタントの中華味の素みたいなのを使うよりもずっとおいしいチャーハンができますよ!やっつけ仕事的なことになりがちなチャーハンもこれでなんだか嬉しいメニューでしょ。
鴨のローストプロバンス風みたいなものをオシャレに作る人よりも残り物でおいしくチャーハンを作れる人のほうが主婦としては上等だ!に賛成の方は必ずクリック!