シットリ・アッサリ・ジューシーの三拍子☆ウーロン茶ゆで豚

前回アップしたキムチのレシピ、ほんとに試してくれた方はいらっしゃるのでしょうか。「作ったはいいけど何週間も熟成を待つなんてイヤ!すぐ食べてみたい!」というアナタにおれおまドンピシャなこちらのレシピをどうぞ。
 シットリやわらかゆで豚をキムチと一緒にイタダキマース!


ゆで豚のレシピはほんと数千とありますよね〜。、味噌とか酒とかしょうゆとかで軽く味をつけたゆで汁でゆでたり、しょうがやネギなどで豚の臭いをおさえたりするバリエーションがありますが、味付けしてしまうか、出来上がりの固さとジューシーさをどのくらいでバランスを取るか、またどのくらい日持ちさせたいかなどで手加減しましょう。

私の場合、「シットリやわらかジューシーで、脂肪がいくらか抜けてアッサリしたできあがりでいて、かつ使いまわししたいので味とか香りはあんまりいらない」というデマンドから、塩味をつけずにウーロン茶でアッサリと低温ゆでにしています。


材料
豚バラ肉かたまり 
ウーロン茶
好みでネギやしょうがなど


NYでは豚のバラ肉のかたまりって皮が付いてること多いな〜。
コリアタウンの焼肉屋でもサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)食べるときも皮ついたままだし、この皮がウマイ!超必要!っていう人が多いってことなんだうけど私はその良さがまだわからないわ。。。


作り方
できるだけ厚手で保温力のある大きめのなべにタップリお湯を沸かします。

 安全ちゃんも言ってたけど、ウーロン茶で煮たりゆでたりするとガチで肉が柔らかくなるよ!あと脂っこさもかなり抜けるし。
濃い目のウーロン茶でゆでたいので、ティーバッグを使うなら複数使用が必要でしょう。茶葉を使うならお茶パックとかにタップリ目に葉を入れてください。


お鍋のお湯が沸いたらウーロン茶のパックを入れ、香りと色が出るまで4-5分ほど煮出します。

お茶がよく出たら肉を入れるのですが、いきなり入れちゃダメよ!肉は低温でゆっくりゆでると柔らかシットリとできあがるので、コップ一杯ほどのお水を差し、鍋中の温度を少し下げてから弱火にし、肉を沈めます。

このまま弱火をキープ。固まり肉の大きさによりますが、私は200gほどの細長い豚バラかたまりをフタをしてこのまま10分ほどゆでました。以下を読んでいただくとわかるのですが、10分ではすこしゆで時間が短いようでした。12-15分くらいでちょうどいいかも。
その後鍋にフタをしたままで、そのまま冷めるのを待ちます。かたまり肉を柔らかくする定番の手法、余熱料理です。このとき、お湯がタップリだと温度もゆるやかに下がっていくので余熱効果がより発揮されますね。


荒熱が取れたら肉を一本取り出して火の通り加減をチェック。
 ビミョー!これビミョー!やっぱもう少し火を入れたほうがいいみたい。チョッピリでも血がにじんでるようならもう少しゆでましょう。再度鍋に戻し、鍋の中の温度を80度くらい(熱くてとても手で触るとかはできないけどまだ全然沸騰はしていない状態)まであげたら弱火にして1分。そして再度フタをして余熱に任せます。これでいいはず。


鍋から肉を取り出してー

皮が不要な人は皮を切り落としてから、適当な厚さに切っていきます。
 いい感じのピンク色。


それでは作ったばかりのキムチと一緒にイタダキマース!
 イヤン、けっこうイケる。ていうかオイシイわ!
脂っけがいい塩梅に抜けてシットリジューシーな豚バラ肉は肉も脂身も甘くて、ほのかなウーロン茶の香ばしい香りもステキ!まだ若いキムチのツンツンした辛さにもよく合ってる。焼酎にもよく合うわ〜!
キムチは別に若いものでなく、フツーに買ってきたキムチでももちろんよく合います。


ゆで豚は使い回しができて便利なのですが、塩も砂糖も使っていないので痛みが早いです。
 2日で使い切れないと思ったら冷凍しちゃうのがいいかな。

このゆで豚は炒め物やチャーハンの具なんかに使うと、すでに火が通っているからすぐできる、焦げ付かない、固くならない、食べ応えあるのに脂っこくない・・・とけっこう使いでがありますョ!豚キムチを作るのにもすごくいいです。地味な一品ですが強くおススメします。ぜひお試しください。ブヒー。


P.S.
次回から4回連続で「海外でもお家で食べたい☆郷愁の日本のお惣菜特集」を掲載予定です!できるだけこちらで手に入りやすいもので作れるように考えたレシピです。

一回目は定番すぎる定番、こちらのお品でーす!揚げ油をご用意してお待ちください。


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