ソーセージとカリフラワーとレンズ豆のスープ

豆は体にいいので積極的に取りたいですね。ドイツには焼いたソーセージを加えたこんなスープがありますよー!
 具だくさんで腹持ちもいい、寒い季節の週末のランチなんかにモッテコイのドッシリ系スープです。

過去レシピレンズ豆のサラダの中でも言及しましたが、レンズ豆って世界五大健康食品のひとつに選ばれているとっても優秀な食材なんですって。あんまり日本の家庭料理には浸透していませんが、むりなくおいしく食べるにはスープが一番簡単かと思います。


材料
レンズ豆(乾物)  100g
たまねぎ 小1個(大なら1/2個)
カリフラワー 1/4個
ローリエの葉 1枚
ソーセージ 200g程度
ベーコン 2-3枚、なくてもかまいません
バター おおさじ1/2
スープストック 1.5リットル

ソーセージはなんでもいいのですが、ゆでて食べたりするのでなくグリル用のものがおいしくできます。日本だとシャウエッセンみたいなのでオッケですが、欲を言えばもう少し大き目のもののほうが好ましいです。しかし手に入るもので気軽に作ってください。

私はスーパーで売ってるhillshireというメーカーのソーセージを使います。
 やだ間違って辛いの買ってきちゃった。まあいいや。


また、普通のレシピではカリフラワーは入りませんが、私は食感が柔らかくなり野菜の甘さが増すのがスキで使っています。刻んだポロネギやにんじん、グリーンピースなんかも入れることがあります。


作り方

1)レンズ豆は前の晩に水に浸しておきます。


2)カリフラワーは下ゆでしたりせず生のままでオッケ。
 私は今回ゆでておいたのが冷蔵庫にあったのでそれを使いますが。そろそろ食べないとヤバそうだからな。

 荒めのみじん切りにしておきます。たまねぎ、ベーコンも粗みじんにします。


3)スープ鍋にバターをとかし、弱めの中火でたまねぎを炒めます。軽く塩を振り、ローリエの葉もくわえて炒め、たまねぎが透き通ってきたらベーコンを加えてさらに炒めて脂を出し、続けてカリフラワーを加えます。

 あとでソーセージも入れることだし、私はこのスープにはベーコンなんていらないだろとか思うのですが、ドイツ人のドテラがどうしてもベーコンが必要だと譲りません。「外国人には理解しがたいだろうけど必要だという点ではきりたんぽ鍋にゴボウくらいのレベル」とのことですが、私がアナタの健康と太鼓腹について心配しているという点についてはどうなの?


4)全体がしんなりしたらスープとレンズ豆を同時に加えます。

スープは鶏でも豚でもオッケです。塩豚のスープなら最高だけど、コンソメとかのキューブになってるスープの素とかでもけっこうです。一度アクを取ったら火を弱めて、豆が柔らかくなるまでコトコト煮ます。


5)この間にソーセージの用意をします。
ザックリと輪切りにしてー

 油をひかないフライパンで、強めの中火で焼きを入れます。ソーセージの香ばしさがスープのアクセントになるので、ガッチリと焼いてください。かなり油が出ると思いますが、この油はキッチンペーパーでふき取るなどして捨ててください。


6)レンズ豆が充分に柔らかくなり、カリフラワーやたまねぎと一緒に口の中で一体感を持ってしまうくらいの食感になったら、炒めておいたソーセージを入れます。ソーセージをスープになじませるように2,3分炊いたら塩こしょうで味を整えてできあがりー♪
 ボリュームどっしり、野菜もソーセージもタップリ食べ応え大満足なドイツ風スープ、イタダキマース!

なんというか、滋味たっぷりなありがたみとともに肉系の力強さも感じます。たまねぎとカリフラワーが柔らかくてほの甘くて、しみじみオイシイ。そしてやはりベーコンとソーセージ、二種の高脂肪肉食材のうまみはガツンときますね。

ドテラいわく、「レンズ豆のスープは学食とかの安いメニューによくあって、マズイものは食べられないほどマズイのであんまり好きな人もいないんだけどなぜか母親たちが作る。そしてたまーにすごくおいしく作るお母さんがいるが、このスープはこれまで食べた中で一番ウマイ。」とのことですので、ドイツ人のスタンダードもクリアされているようです。

このスープは冷凍できます。ソーセージやベーコンの使用量を加減してカロリーを控えるなども簡単ですのでせひお試しください。

I have this recipe in English too!


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