ロシアギョウザはサワークリームで
いくらお料理好きでも、毎日3食用意するのってけっこう大変。そんなときに頼りになるのが買い置きの冷凍食品です。
数ヶ月も前にブライトンビーチで買ってきていたシベリアギョウザ。大掃除の庫内大掃除にも生き残った語り部的存在ですがついに食べちゃうことにしました。
ロシア・東欧あたりの粉モノで具を包む系の料理は似て非なるものが数種類あってナニがナニやらわかりにくいのですが、包装のロシア語をロシア語アルファベット表に照らし合わせてみてみたところ、どうやらコレはPelmeniらしいということがわかりました。
ロシア語のアルファベット(キリル文字)には英語のアルファベットと表記は同じで読み方が違うことがあるのは推理小説の古典的な手法ですね。
ドラゴミロフ公爵夫人 「ポアロさん、そのハンカチはわたくしのものでヘレナ夫人のものではありません。Hはわたくしの名前、ナタリアのロシア語でのイニシャルなのです。」
ポアロ 「13人の乗客のすべてに確固としたアリバイ・・・てことはその袋のヒゲのおじさんが犯人ですかな!」
お湯を沸かして冷凍したままのペリメニをゆでます。
皮が厚いし中は生肉なので、浮き上がってからもフタをして数分ゆでてみました。
ロシア風にサワークリームを添えてみました。
あつあつ、ハフハフ。中華料理や日本のギョウザと違って、具はほとんど肉のみで野菜などがほとんど入っていないため、一口かじると肉汁があふれて野性味あふれる風味が口いっぱいに広がります。皮ももちもち、つるんとしててオイシイ。皮が厚くて食べ応えがあるのでコレだけで一食になるのも用意する者にはありがたい。
しかしやっぱ酢醤油で食べたほうが口に合うなあ。。こんな食べ方してるのをロシアの人が見たらガッカリしちゃうんだろうなー。アタシも日本酒にオレンジジュースを入れられちゃったときには「アンタは黙ってビール飲んでれや・・・」って思っちゃったもんなー。
手作りしてみたい方には、とてもわかりやすいレシピ(英語)を見つけました。
Traditional Russian Food, Pelmeni recipe
異文化理解の難しさを体感するいい機会にもなりますので、ロシアギョウザをぜひお試しください。
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