ブライトン・ビーチでロシア文化に触れる・買い物編

おいしいロシア料理でランチを堪能したら買い物に行きましょうか。ブライトンビーチのメインストリート、高架下の一本道を歩きます。
路上でピロシキなどの揚げたり焼いたりしたパンなんかを売っています。
 このフタ持ち上げて中身のぞいたら怒られちゃった。

おばさん「пирожки!продавать!революция !!!」
ゆう「あらゴメンナサイ。でもそっちのパンとか道っぱたで売ってる割にはハダカだしアナタさっきお金触った手でパンつかんだりしてるから衛生とかそういうこと気にしてるとは思わなかったのよ(ふてぶて)。」
このエプロンカワイイなー。ここでバイトしたら一枚ネコババできるかなー。


ブライトン・ビーチは毛皮のお店も多いし、冬には毛皮を着ている人も多いです。
 貧乏臭いもの欲しそうな様子のアタシが反射して写りこんでしまっているわ・・・!
リアルファーのコートを買い物する様子を写真撮ってブログにアップするような獄気持ち悪いことをする人間ではないということをアピールしておきたい骨太なアタシがいる一方で、毛皮のコートなどめったに買うこともないのだということも公平を期すために言っておくべきかと逡巡する弱気なアタシも存在する、振り子のように揺れ動く不安定な秋です(めったにという語にも無理な見得が見え隠れ)。


ブライトンビーチでのショッピングのアタシの目当ては毛皮ではなく、肉や魚やハムやチーズや惣菜などなんですよ。


 漬けたものや燻製にしたものなど魚もたくさん。目移りするーー!



 すごい立派な燻製。


 チーズもいろいろでマンハッタンと比べればかなり安いと思います。パッケージがロシア語のものも多いですね。


そしてブライトンビーチのマーケットにはお惣菜がたくさんで、それぞれおいしいのです。アメリカのスーパーでよくあるマカロニサラダとかを想像しちゃいけませんよ。
 ホラ!なんだかわからないなりにそれぞれおいしそう!


これは焼きりんご?



 ケーキ甘そう!アメリカに負けてない!ウン、負けてない!


というわけでその日の夕食はできあいのものでいっぱいになりましたよ、と。
 昼に食べておいしかったブラックバスのフライをお惣菜屋で買って来てドテラにおすすめー。やっぱできたてアツアツのほうがずっとウマイけどな。


 じゃがいもときのこのなにか。これとってもおいしかったわ。揚げたじゃがいもをもう一回きのこと炒めてるのかな?作りたい。


 一番小さい缶のアラスカ産のキャビアです。125グラムで15.99ドル。アラスカ産、カナダ産、ロシア産といろいろあって値段もかなり違うのですが、キャビアなどは食べつけないので良し悪しもわからないのです。しかしイクラを朝から腹いっぱい食べられた函館がこんなときにはますますなつかしい。


 マスのスモークなんだけど、すごい脂っこくて「これは回転寿司のネギトロみたいに植物油を加えたりしているのでは?」との疑問が浮かぶほど。


なにかの魚のフライですが、これは全部子持ちでおいしくって毎回買うんだけど毎回魚の名前がわかんないのです。


こういう食事ならやっぱりウォッカを飲みたい。実は逆算して数日前から冷凍庫で冷やしておいたの。飲んだり食ったりするときばかりは計画的&実行的。
 ウォッカといえばアブソリュートなんかをオレンジジュースやらジンジャーエールやらと混ぜて飲むものだと思っている者たちよ、蒙を啓くのだ。上等なウォッカは充分冷やすとトロンとして舌触りも味も変わってイイ感じになるのだよ。ショットで飲むのがうますぎて寝ゲロを吐いて数日間胃痛にしかめっ面をし続けるような始末になるほどウマイものなのだよ(30半ばのやんちゃ自慢)。


ピロシキ系も数種類買ってきたけど、全体的に揚げ物が多いのでウォッカがクイクイ進みますなー。


買い物の成果に大満足の夕食でしたが、この他にもスモークタン、生牛タン、牛テールなどお楽しみがまだまだです。次回、牛タンの皮むきに苦戦する様子をアップします。



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