ターキーを焼こう:前日編&メニューご提案

サンクスギビングの前の週から急な仕事が複数件はいってしまい、うれしはりきり&忙しすぎて躁状態でターキーの準備をはじめちゃいマース!
 サービスショットはターキーのおケツだよー。



今回は実際にターキーをブラインする様子をお見せします。ブラインについては先日のターキーを焼こう:解凍&ブライン編をどうぞ。


まずは冷蔵庫で数日かけて解凍したターキーを・・・・
 ご開帳〜。


そして一度水で全体を洗い流すことにします。清潔にするというよりは、血を洗い流すのが目的です。肉や魚の匂いって血が原因だっていいますよね。大きくて重いので大変ですが、中も水で流しましょう。

 いるのはわかっとんじゃ出てこんかい。


 首骨「もうカンベンしてください」


ターキーのお腹の中には首の骨と、可食の内臓(レバー、ハツ、砂肝)が入っていますので忘れずに取り出します。


ブライン液を作ります。塩をたくさん入れるので早く溶かすのに火にかけてしまいたくなりますが、温かい液に漬けると肉が悪くなってしまうので注意。今回、私は3リットルの水に砂糖と塩を各200gずつ、バーボンをカップ1入れます。
 あらやだギリギリ。ほんのちょっと残すのもアレだから飲んでしまおうかしら(平日の昼酒にウイスキーとかアホじゃないの私?← 結局飲んで躁状態が加速、その後なんだかすごい集中力で仕事を片付けてしまい自分でビックリしました)。


さらにオレガノ、ローズマリー、セージ、こしょうを加えてブライン液はできあがり。


十分な大きさの袋にターキーを入れ、ブライン液とりんご、オレンジ、レモン各一個をスライスしたものを注いでキュッと口を縛り、冷蔵庫に入れておきます。明日までにおいしくなっててちょうだい。
 ターキー「了解」

ここでなんとデジカメが突然壊れたらしく、レンズが出ても画面が真っ黒&シャッターを押しても反応しないと言う突発的なアクシデントが。ふざけんな。この時点以降の写真は古いスマホで撮るのでしょぼくなります。


サンクスギビングディナーのご提案
もう前日の夕方なので、今からでも、イヤ明日の朝からでも作れるサイドディッシュとデザートをご提案します。


アパタイザー
料理にボリュームがあるので、前菜は軽めのものがいいかと。過去記事より2点おすすめします。どっちも10分くらいで作れる、混ぜるだけのレシピです。


青りんごとブルーチーズのカナッペ


野菜スティックに味噌マヨディップ

水切りヨーグルトかグリークヨーグルトを使えば水っぽくならないよー。


サイドディッシュの準備
まず準備としてターキーの内臓を細かく刻み、ざっくりとみじん切りにしたたまねぎ1個、にんにく2カケ、ベーコン3枚と一緒にバターで炒め合わせます。


全体に火が通ったら白ワインを大さじ2ほど加え、汁気がなくなるまで火にかけます。
 明日、これを半分ずつライススタッフィングとパンのスタッフィングに使うので冷蔵庫に入れておきましょう。


せっかくなのでターキーの首骨も使いましょう。包丁で叩いてからにんじん、たまねぎ、セロリなどの香味野菜やブーケガルニと一緒に炊いてスープをとります。もし冷凍庫に鶏がらなど貯めてた人は一緒に使うとなおよろしいでしょう。
 私はこれを使ってスタッフィングを作りますが、手間に感じるなら売ってるスープの素とか使ったほうがいいです。イベントに無理すると疲れてストレスになって楽しめないからな。


サイド1:おこわ風なつめとピーカンのライススタッフィング

米ともち米を2:1くらいの割合にして、上記で作った炒め内臓たまねぎとスープ(コンソメとかでもほんと無問題、薄味めに作ってください)で薄い塩味に整えて炊きます。その際、なつめ(date)を適量刻んで混ぜて炊いてみてください。

そして炊き上がったらカリッとローストしてざっくりと刻んでおいたピーカンを混ぜ込みます。もっちりした米の食感、スープの風味になつめのネッチリした甘さ、ピーカンの歯ごたえとナッツのコクが絡んでほんとおいしいです!


サイド2:パンのスタッフィング
基本的にライスと同じように炒めた内臓とスープを使って作ります。売っているスタッフィングはすでに味がついていることが多いので、しょっぱくなりすぎないように注意してください。

なつめやナッツは使わず、粗引き黒こしょうとハーブを使って風味をつけるのが私は好きです。


サイド3:メキャベツのスープ煮

過去記事にメキャベツのスープ煮がありますが、これを鍋で作らず、材料をすべて耐熱皿に入れてターキーを焼いているオーブンの横に入れちゃいます。途中で水分が干上がって焦げ付いたりしないように気をつける必要はありますが、基本的に手をかけずにできておすすめです。
  



サイド4:ヨークシャープディング

もうほんと簡単すぎて、ターキーが焼きあがってから作っても間に合っちゃう&とってもおいしいので一番おすすめです。
 ターキーの肉汁を記事に混ぜてどうぞ!


デザート
余力がなければデザートなんかは買っちゃってもいいんですけどね。あとお客さんが持ってきてくれることも多いし。でも何かひとつ急いで作る必要がある、もしくは作りたい!というなら下の二点がおすすめです。


洋ナシの赤ワイン煮、バニラアイスを添えて

これをソースをたっぷりめに作り、温かいままアイスを添えて温度差のあるデザートにしたらおいしいわよ〜。ちょうど洋ナシの季節でもあるしぴったりですね!
煮る時間は40-50分程度なので、昼から作っても間に合うでしょう。


NYチーズケーキ

実働はたぶん15分くらい。これもターキーを焼いてる横に入れて昼からでも焼けばデザートに十分間に合うはず。荒熱が取れたら冷蔵庫に入れておけばオッケ。

 私は今焼いています!過去レシピではチェリーを使っていますが、今回は季節感を出そうとクランベリーを煮たものを表面にポトンポトンと落として焼くことにしました。


大急ぎでアップしますので誤字脱字ご無礼などあるかもしれません。後で落ち着いたら加筆します。それでは皆様もよいサンクスギビングをお過ごしください。



過去レシピを一覧にしています。よければどうぞ。→過去記事・レシピ一覧


1年に1度のターキーにクリック!


 そしてこのレシピいいじゃん!と思ったらこっちもクリックお願いします。