貧血撲滅!レバカツ

「苦手な人でも食べられます」というアオリ言葉が使われる食材としてゴーヤと覇権を争っているレバー。よっぽどな偏食でもなきゃキライなものは無理に食べなくていいじゃんと思うのですがここではあえて言わせてもらおう。レバー嫌いでもおいしく食べられる、そしてレバー好きさんなら箸が止まらないレバーのレシピです。
 ご飯が進むおかず特集第二弾、レバカツでーす!


今でこそ朝から走ったりテコンドーで足を振り上げたりしておりますが、私は小学校高学年くらいからひどい貧血で、よく朝会や体育の授業中に倒れたり銭湯でのびたりしておったのですよ・・・・貧血によいというレバーを食べさせるのに母がよく作ったレシピです。私はレバーは刺身で食べるほど大好物なのでレバー嫌いな子に食べさせるための苦心のレシピというわけでもないと思いますが、アツアツでも冷めてもおいしいレバーのレシピとして秀逸だと思います。

材料
牛レバー

小麦粉
パン粉
揚げ油
 量は適当。食べたいだけ作ってください。

1)牛レバーはできるだけ新鮮なのを手に入れたいです。私はこちらの過去記事で紹介したアストリアの肉屋さんで買います。ステーキ用に切ってくださいと頼むとちょうどよい厚さだと思います。日本でなら焼肉用より少し厚めくらいがちょうどいいかな。


2)それを4,5センチ程度の大きさに切ります。
 レバーは臭み抜きに牛乳に浸すという方法がよく使われますが、元気なレバーなら不要だと思います。塩こしょうします。


3)フライやカツを作る要領で、小麦粉ーとき卵ーパン粉の順番で衣をつけます。

そうそう、最近ではアメリカのメーカーからも日本のパン粉みたいなのが出てるよね。
 今回使ってみたけど悪くなかったよ!


4)揚げ油を中温に熱して揚げます!
 ジュワジュワーー!
わりとすぐに火が通ります。トンカツなどよりはずっと早いです。モサモサせずにしっとり柔らかに揚げたいので火を通し過ぎないように気をつけて!

レバーを揚げると油はけっこう汚れるので、1,2度使った油を使ってこの後は廃棄するのがいいでしょう。アメリカでは日本みたいに使用済みの揚げ油を捨てるための商品なんかは売ってません。私は二重にしたスーパーの袋に新聞紙をわさわさっと詰めたところに冷めた油を入れて捨てています。こちらで手に入りにくいので、日本から持ってくるキッチン用品に油漉し機をおすすめします。


5)そしてこのレバカツにはソースが大事ですよ!
とんかつソースとケチャップを同量ずつ混ぜ、そこにウスターソースをチョッピリと辛子を混ぜます。お弁当に使うならカツがアツアツのうちにソースをかけておくとよくなじんでオイシー♪

ちょっと切ってみましょうか。
 シットリいい感じに揚がってます!レバーの軽いネットリ感と甘さを楽しみましょう。

好きなだけソースをかけて、キャベツのサラダと白いご飯でイタダキマース!
 
レバーのまろやかな甘さと柔らかさが、サクサクの衣とピリ辛甘口のソースでめっちゃおいしくてご飯がむしゃむしゃ進むの!ドテラも大好物。

ほんとにレバーが嫌いな人でもおいしく食べられると思うし、レバーが好きな人ならレバニラ炒めとか甘辛煮とかの定番の壁を越えて見えた広い視界に戸惑ってしまうかも!レバーってけっこうレシピが限られているし、新しい一品としてぜひおためしください。


そしてご飯がすすむおかず特集の第三弾は・・・
 アメリカ人による日本のレシピ検索上位常連のこちらのお品でーす!お楽しみにー!

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