続・ケルンでクリスマスマーケット

さあ盛り上がってまいりました!クリスマスまでもう日がありませんが引き続きドイツ旅行してきたレポをお届けしまーす!

 夢のように美しい夜のクリスマスマーケット。ほんとにあれは夢だったのではないかしら・・・?(油汚れ放題のキッチンで大掃除を目前に)


今回はケルンに滞在したのち、ハノーバー近くに住むドテラお母さんのお宅にご厄介になる予定の旅でした。前回は旅の途中であわただしくアップしてしまいましたが、今度の記事は粘着質な性格にモノを言わせてネッチリと書き込みますよー!


ケルン駅を出ると、すぐに街のシンボル大聖堂(公式サイトへリンクしてます。音でます。)がそびえ立っています。あんまり近くにありすぎてビックリ。
 ショボイ写真だなあ。大聖堂の足元にはクリスマスマーケットの屋根屋根が見えますね。
現存するケルンの大聖堂は三代目の建築物で、初代は早くもローマ帝国時代、4世紀に立てられたものだったそうです。その頃日本はまだ古墳時代ですね。現在ある三代目の建物も、1248年に着工してから600年余りもの紆余曲折を経て1880年に完成したそうな。
こんな壮大な建築物を作り上げて維持させつづけるケルン市民の、大聖堂への愛着と誇りの強さが心を打ちます。宗教ということもありますが、街のシンボル的建造物の力を感じます。そういえば奈良の大仏も二度焼失して今あるのは三代目ですよね。
外観や内部の写真は、私などよりもっと美しく印象的に撮影してあるものがいくらでもありますので割愛します。恥ずかしいからな。


まずはホテルで準備
ケルンでは大聖堂近くのホテルに宿泊しました。日中はほとんど外出しているのであまり部屋とかこだわらなくドテラが探してくれたのですが、朝食がおいしすぎて朝目覚めるのが楽しみなほどでした。
 テーブルセットもオシャレで清潔。ステキ!


「外国で暮らしてるといろんなものを食べるようになるけど、朝ごはんだけは日本の旅館のが一番おいしいよなー」と確固たる意見を持っておりましたが、まさかこの信念がフランス・イタリア・オーストリアの美食大国に囲まれバカにされがちなドイツで揺らごうとは。。。。
 ドイツではトマトとかバターとか牛乳とかヨーグルトとか果物とか、そのままで食べるものがすごいおいしすぎる。素材の味が濃いというが、材料の味がそのままというか。。。あとパンまじでうまいうえにに多種類過ぎるからほんと毎回苦悩。


連泊しているとどのハムがうまいかとかわかってくるから効率のよい動きができるようになります。


チーズ、固いのも軟いのもそれぞれうまい。
 ドイツの固い黒パンにカマンベールに似た柔らかい白カビチーズ・・・もしくは歯ごたえ&小麦の味がシッカリの丸パンにバターと生ハムとトマトをのせてかぶりついてみてください。アツアツの紅茶にハチミツを落としてポワーン。。。。炊き立てご飯&お味噌汁に地元の焼き魚という日本の最強朝ごはんとも勝敗は判定に持ち越されてしまうレベル。


レストランで夕食を食べるならその国を代表するおいしい料理を食べるのも難しくありませんが、その国の食文化というか生活感みたいなのって旅行者にはなかなか体験できないけど朝食に顕著に現れるように思います。海外旅行をしているとおいしい朝ごはんを食べれる機会ってなかなかありませんが、ドイツの朝食ってけっこうステキなのよ!ということをご紹介したく書いてみました。



行くわよ!クリスマスマーケット!

ドイツ中の街で規模もさまざまな数多くのクリスマスマーケットが開かれますが、ケルンは中でもとても盛んで、大聖堂を中心に歩いていける範囲に6箇所もマーケットがあります。
 楽しみすぎる!どこから行こうかしら!


でもちょっと待って!ドイツってすごい寒いのよ!
ドイツでは南部にあたるミュンヘンですら緯度は北海道の北の方、ケルンなんかほかいどーどころかサハリンです。これよりさらに少し北の方にいくハノーバー、そしてベルリンのほうはさらに寒く、これらの地方にクリスマスマーケットを目的に旅行する方はガッチリ防寒対策することをおススメします。

関東以南の人は防寒というとまず上等のコートとか思いがちですが、コートよりもむしろ中に重ね着する方が効果的かと思います。そりゃーモンクレールとか毛皮とか切ればあったかいけど、混み合ってる中でワインをこぼしたりソーセージを落としちゃったりして汚しちゃう危険性も高いし、ぶっちゃけユニクロのダウンで充分ですわ。

私はヒートテック系の長袖の下着の上にセーターを着、その上にさらにカーディガンかセーターを着こみ、パンツの下には80デニールのタイツ&あったか靴下がデフォルトでした。神奈川で買ったuntitleのロングコートでしたがマフラーと手袋で風が入ってくるのを防いだらまあ一日外にいても大丈夫かと。肩はこるけどな。


さてマーケットに着いたらまずはかけつけ一杯。
 ホットワインとアイアーポンチ。あったまりますね。

前回のアップでは食べたり飲んだりしてばっかりでしたので、飲食店以外のお店をご紹介。
ろうそくを売ってるお店は多かったなー。


こっちは蜜蝋のろうそく。本物の蜜蝋のろうそくって日本で買うとすごく高いけど、ドイツではお手ごろ価格。
 このあったかい感じの黄色もステキだけど、火をともすとススが出にくく長持ちして、ほんのり蜂蜜の香りがするんだよ。サイズや形もいろいろだからお土産にしやすいですね。



てづくりっぽいアクセサリーのお店とか、アンティークのお店も。見て歩いてるだけで楽しすぎる。


 この手前のかわいい黄色い石はなんなんだろう。イエローアンバーかな?


そしてやはりクリスマスなだけあって、宗教色の強い飾り物屋さんもたくさん。
 


メリーゴーランドの写真はアップしてあるけど、そのほかにも乗って遊べる系に観覧車がありました。
 子供だけでなく大人やカップルさんもたくさん乗っていました。ゆるゆるまわってたかと思うと突然急旋回してキャーとか叫ばしたりするサービス精神旺盛なおじさんが管理しているようでした。


やはり食べ物はうまい

いろいろ見てまわったらアラもうお昼時?食べ物については前回のアップでもう充分お見せしたと思うでしょう?でもまだまだあるのよ。

ハイジのおじいさんが作ってるのを見てあこがれた人も多いに違いないラクレット(raclette)。大きな硬めのチーズの上辺を温めて、とけてきた部分だけヘラでこすりとってジャガイモやパンと一緒に食べるアレです。
 うわーーーー!NYの道端とか日本のどっかの露天とかでこんなん見せられたら腹いっぱいでも素通りできないレベルなのになんかドイツでいろいろ見すぎて混乱してしまい判断力が著しく低下し、しかもその混乱をスルー力の強化と勘違いしてしまっていたため食べてこなかったことを今ここで猛烈に後悔しています!!!!


そしてこちらはドイツのジャガイモニョッキと言えばいいかしら、schupfnudeln というお品。
イタリアンのようにソースで食べるのではなく、ザウアークラウト(キャベツの塩漬けを酸っぱく発酵させた、ドイツおなじみのアレです)と炒め合わせていただきます。


schupfnudelnはドイツでも南の方の料理で、数年前にカールスルーエのクリスマスマーケットで食べたのが忘れられないおいしさだったんだけど、やっぱりケルンで今回食べたのより記憶の方がおいしかったような気がします。ドイツ料理に慣れてきて感動が薄れていっているのならそれはもう心の老化・・・?まあ肌とかいろいろの老化も徐々に進んではいるんですけど。
 
ドテラに言わせてもやっぱりカールスルーエの方がおいしかったとのことで安心安心。


マッシュルームとたまねぎを炒めて、にんにくをガツンをきかせたサワークリームをかけて食べるコレ、とってもおいしかったわ。


すりおろしたジャガイモを油で揚げたようなこちらも定番で、どこのマーケットでもありました。
 ほのかに甘くて酸っぱいりんごのソースで食べるものですが、日本人の舌なら塩味のほうがシックリきちゃうかも。


やっぱり食べ物ばっかりの記事になっちゃいました。テヘッ♪
まだまだドイツ旅行について書きたらず、次回はさすがのアタシもTKOだったケルンの豚料理&シュトレンだけじゃないドイツのお菓子いろいろをお届けします!



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