甘エビ祭・刺身とエビ卵の卵焼き
今はあの人たちのシーズンまっさかりですね。
「ヤッホー!お待たせしました!」
甘エビさんたちがお腹にたまごを抱えておいしくなってやってきました。
真打登場〜〜!
甘エビ太郎 「隅から隅までズズズイーーっと・・」
ゆう 「よっ!成田屋!」
甘エビ太郎 「成田屋言うなや!」
ゆう 「あの嫁さんから騒ぎ出身なんだよな」
迷わず作った刺身は刺身でとっても甘くておいしかったのですが、迷っちゃうのがこの人たち。
たまご。このまま食べてもおいしいんだけど、しかし今回はどうやって食べるか決めてあるのだ。
いつか親戚のおじさんにお高め会員制の料亭に連れて行ってもらった時に、とっても上手に作った茶碗蒸しの上に甘エビの卵が天盛り&底にも沈んでいてそのおいしさに陶然となってしまったことがあるのです。高かったでしょうなあ。。。「さあゆうちゃんどれ飲む?この店にしか置いてない地酒がいくつかあるよ」と渡された日本酒リストの最安値が1合2500円くらいなこと&ドテラが遠慮なくウマイウマイとスイスイ飲んでたことに震え上がったけど、どれだけ高かったのか今思い出してもDkdk。
ということで甘エビ卵をいれた出し巻きたまごを作ることにしまーす。
甘エビたま子 「え、茶碗蒸しじゃないの?」
ゆう 「もう飲んでるし蒸し器を出すのもめんどうなのでな。」
だし汁、酒、醤油、砂糖チョッピリなどを合わせてだいたい300ccになるように按配してたまごを二個いれ、エビの卵もいれてよく混ぜます。
ここでアタシの失敗に気がついた人いますかーー?
よく油のなじんだフライパンを熱してお玉ひとつぶんくらいを流しいれ。。。ってちょっとなんでこんな水分が分離するの?まるでダシが多すぎかのようなこの反応は。。。
甘エビたま子 「だってアンタ茶碗蒸しの割合で卵といてフライパンに流すんだもの。」
ゆう 「!!!」
急遽残ったボウルの中身にたまごを追加し、なんとか厚焼き玉子風にまとめてみましたよ、と。
あードキドキした。
辰巳芳子先生のレシピに、たっぷりのだしでといた卵を一気に熱した厚手の鍋にいれ、底から固まったところを順繰りにヘラで寄せ集めてひとまとまりになったら染み出てくるだしをスプーンでかけながらたまごに吸わせて香ばしく仕上げる・・・という神レベルの厚焼き玉子レシピがありウチのおせちの定番にしているのですが、その手順を思い出せなかったら残念いりたまごになっていたところだったです。日ごろの練習が大事ですねというお話。
焼色が美しい。
こちらがその断面。
たまごのプチプチ感はないけど、エビの味がよく出ていてほんとオイシイ!成功ということにしておいて!
甘エビ卵の卵焼きレシピまとめ
甘エビたまご あるだけ
たまご 3個
あわせだし (だし、酒、みりん、さとう、塩、しょうゆなどを好みに加減して)300cc
これを文中の辰巳芳子先生方式で焼いてください。途中、ばらばらしてなかなかまとまらず不安になりますが、しみ出てくるダシをスプーンでたまごにかけて吸わせているうちにいい感じの焼色がついてまとまってきます。もうダシが出てこなくなったらひっくり返します。またダシが染み出てくるので同手順を繰り返します。
たまご二個、あわせだしを60ccくらいにしておくと出し巻きたまごの要領で作れると思います。エビの卵をとってもおいしくいただけるステキレシピなのでぜひお試しください。
甘エビはアストリア30av.の35thと36thの間にある魚屋で買いました。1パウンド$4.99でした。
甘エビおいしすぎて連日リピートしているよ!明日も甘エビレシピ更新するから見に来てね〜。
エビもすっごくおいしかったけど鰯もおいしかった!明日続けてアップします。エビ好きなアナタはクリック!