天ぷらを揚げよう
鰻、蕎麦、パン、天ぷらはお料理好きな奥さんがちょっと頑張ってみたところでそうはうまく作れない、外で食べるのが正解なグルメとの認識です。とは言うものの、天ぷら職人さんが作るようなサックリ&カラリとしたものではなくてもたまに家で揚げるのもそれなりにおいしいものです。
揚げるときは大量に揚げるわよー!
今回から4回連続で「海外でもお家で食べたい☆郷愁の日本のお惣菜特集」を掲載します!まずは惣菜屋の定番過ぎる定番、天ぷら各種を揚げちゃいまーす!
それにしても天ぷらの衣には重曹を混ぜるとかビールを使うとか、冷めてもサクッとした天ぷらレシピを検索するといろいろヒットするけどそれってどういうこと?粘着質な性格にものを言わせて調べてみましたが、一覧から探しやすいように内容を独立させました。よければこちらをどうぞ→ 天ぷらをサックリ揚げたい
材料&下準備
天ぷらはもう好きなものを好きなだけ揚げるべし。そして次の日には天ぷらうどんにしたり、天丼弁当にしたりして二度オイシイ。
アメリカでもメキシコ産のカボチャ売ってるけど、これは日本のカボチャとあんま変わらなくってオイシイよね。丸ごとでしか売ってないから余さないで使うの大変だけど。
カボチャは切ったら皿に並べてレンジで二分くらい過熱すると速攻揚げられて便利。
エビは殻をむいて背わたをとり、腹側に何本か切れ目を入れておくと揚げても丸まりません。
私は小さめのエビも買って、ブツ切りにしてサツマイモとかき揚げにするのが好きです。
チャイナ系・コリアン系のスーパーには肌の赤いさつまいもが売ってますが、アストリアの30Ave.駅近くのTrade Fairというスーパーにもおいてます。
甘くてホクホクでとってもおいしい芋でした。けっこうデカくて天ぷらにするには余っちゃう・・・次の更新でこの子を使った定番のお惣菜レシピをアップするのでご心配なく。
さつまいもはさいの目に切って軽く水にさらし、ふわっとラップをかけてレンジに2分くらいかけておきます。
魚は白身ならなんでも言いと思うのですが、今回は小型のフグ(blow fish)を使いました。中に一本骨が入ってるけど丸ごと揚げちゃいました。
食べるときは両側から食いついて骨を残します。ワイルド〜。
後はにんじんとたまねぎとゴボウをかき揚げ用に細切りして水にさらしておきます。これで準備オッケ!
揚げます!
ボウルに冷たいビールと氷を2,3個、たまごを1個といたところに小麦粉を振るいながら入れます。「無理無理」とか思いつつも一応ベーキングパウダーを小さじ1ほど、片栗粉を全体の2割くらいになるように混ぜてみました。
私はほとんどサラサラなくらいの薄い衣にしています。
それじゃ油が汚れないように野菜から揚げましょうか。
手で衣をつけながらドンドン油に入れちゃいます。上手に揚げるには油の温度とかも大事だって言うけど、このへんのガサツさが原因でうまいことサックリできないのかも知れませんね。。。
こちらはゴボウとにんじんのかき揚げにエビのぶつ切りを入れたところです。
上から天ぷら衣をトロリをかけまわし、さらに適量の小麦粉をふりかけてサックリと混ぜます。小麦粉を追加するのは野菜に水分が多くて衣が薄まるからです。
手でつまみあげたひとかたまりをそっと油に浮かばせるように投入。
かき揚げに限らないけど、天ぷらは油に入れたら衣が固まるまでは触っちゃダメよ!
特にかき揚げは散らばっちゃうからね。固まったようならそっとひっくり返します。
こちらはさつまいもとエビのかき揚げ。
これがすごーくおいしいのでぜひおススメ。サツマイモがほくほく甘くてエビがプリプリしててすごいよく合ってるのよ♪
天つゆは、私は濃く作ったいりこのダシ200ccに酒おおさじ3、しょうゆおおさじ2、塩こさじ1/2、砂糖おおさじ1.5くらいを混ぜて作りますが、ちょっと甘口です。この辺はお好みで加減してください。
大根としょうがをおろして、天つゆを添えて、イタダキマース!
野菜が甘い・・・!アタシ天ぷらで一番スキなのはやっぱりかき揚げだわ。一番高カロリーなのもかき揚げだけど。ビールもご飯も進んじゃう。
冗長になってしまいましたが、天ぷらは案外具材を選ばないので海外でも作りやすく、寿司と並ぶ高知名度の日本食でもあり嫌われにくいお料理です。
今回は作りませんでしたが、アボカドの天ぷら、ジャガイモ千切りのかき揚げもおいしいです。
次の日には甘めのタレをかけて天丼にしたり、天ぷらうどん・そばにするのもまた別趣の楽しみ♪
そしてこのレシピは英語でも書いてます。よければどうぞ→Cook Like Japanese : Assorted Tempura
4回連続の「海外でもお家で食べたい☆郷愁の日本のお惣菜特集」、次回は今回使った揚げ油と残ったサツマイモでこんなのを作りまーす!
秋に食べたいスイートおやつ、お楽しみにー♪
過去レシピを一覧にしています。よければどうぞ。→過去記事・レシピ一覧