フムス・ひよこまめのペースト 2/2

豆って体にいいからたくさん食べたい食材なんだけど、日本じゃお砂糖をいれて甘く煮ちゃうことが多いからいまいちヘルシーな感じがしなくなっちゃう。その点中南米諸国は見事だよね!フムスは中東系のお料理だけど、これはサンドイッチにしてお弁当にも使えるしとにかくオイシイくてしかも冷凍できるから作れるようになるとホントに便利だよ!ブレンダーかフードプロセッサーが必要なので持ってない人には難しいのが難点です。


材料と下準備はこちらをどうぞ。

フムス・ひよこまめのペースト 1/2

作り方は簡単。

1)一晩水につけておいたひよこまめを、たっぷりの水で煮ます。塩もなにも入れません。一度沸騰させたらアクを取って、火を弱めて十分やわらかくなるまで煮ます。

2)煮えたら豆をざるにあげます。ゆで汁は別にとって置きます。
豆のうす皮をむくと仕上がりがなめらかになるのですが、豆イッコイッコ皮むいてると時間と手間がかかるだけでなく、どうしても手で触れる機会が多くなることから痛みが早くなっちゃいます。俊足君に負けない勢いで片付けられる目処が立っていればOKですが、たくさん作りおいておこう、みたいな時には茹で上げのアツアツのうちにプロセスにかけたほうがいいと思います。

3)ブレンダーもしくはフードプロセッサーに豆とその他すべての調味料をいれ、豆のゆで汁をカップに1杯ほど入れてON。

4)コレで終わり、と言いたいところですが、たぶんこれじゃ硬いと思います。ディップとして使うのにちょうどいいお好みの硬さになるまで、様子を見ながらゆで汁を少しずつ足していきます。でも冷えると硬くなるのでちょっとゆるめかな、くらいで。

5)そしてフムスの味も日本の味噌汁ほどにもいろいろあって、お店で食べるとその店の個性がはっきりしてたりします。なので、ここでレモン汁をもっと足してスッパさわやか系に傾いたり、練りゴマを増やしてコックリ系に行ったり、にんにくをもうひとかけ&カレー粉などを入れてエスニック調を強調したり、チリペッパーでホットに攻めたりしつつ、最後には塩、胡椒、砂糖などで味を調えてください。スプーンですくってペーストだけ食べるよりは、実際に食事をするときのようにパンやチップスにつけながら食べたほうが味がわかりやすいです。
 最後にチラリとオリーブオイルをかけまわし、パプリカパウダー、ゴマ、パセリのみじん切りなどをチョッピリ振り掛けると味と見た目のアクセントになりますね!


ゆう 「味見部長ー、お願いします」
ドテラ 「どれどれ、(もぐもぐ…)レモンをもうちょっと」
ゆう 「レモンはもう十分入っていると思いますが」
ドテラ 「もうちょっとスッパイ方がイイ」
ゆう 「ええ〜、アタシもうちょっとマイルドで豆の味がするほうが好きなんだけど」
ドテラ 「僕、味見部長だよ?」
ゆう 「でもアタシお料理部長だし」
ドテラ 「部長級の人事が仲悪い会社はうまくいきませんよ」
ゆう 「いきませんな」

出来たフムスは小分けして冷凍できます。小分けしてそれぞれ違った味にするのも楽しいね!私の定番はちょっぴりカレー粉&ガーリック風味と、チリペッパー&レモンです。サンドイッチにしてお弁当にも便利です。


追記:フムスを使ったおいしくヘルシーなサンドイッチのレシピをアップしました!

P.S.
この部分だけあとから出張中の日本で書いてるのですが、日本の食事はおいしすぎるー!!そして日本の女性はみんな細すぎるー!!こんな食べ物のおいしい国でそんなに細いのにまだ痩せたい痩せたい言って暮らしている彼女たちはさぞやストレスと我慢にもまれまくっているのだろう・・・と他人事のように思っています。


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