簡単・身くずれなし!魚の卵衣ソテー

魚って新鮮なものに軽く粉をつけてバターで焼くムニエルが一番おいしく魚自体を味わえるというけれど、ムニエルってけっこう難しいよね。ひっくり返すときに身がくずれたり、うまいこと皮をパリッと香ばしくバター風味に焼けなくてシンナリさせちゃったりさー。もう骨とって身だけ焼くのでいいや。
 ・・・というアナタに、わりと失敗なくきれいにできて、魚自体の味を邪魔しない卵の衣で焼いちゃうお料理でーす。


いつかブライトンビーチ(ブルックリン南端のロシア人街)で魚を卵ベースの生地で焼いたのを食べておいしかったんだけど、やってみたら簡単に似た感じのが作れちゃって、以来けっこう頻繁に作っていました。特に派手派手しい料理でもないからブログに載せるとか忘れてたけど、簡単に作れておいしくて失敗しにくいレシピなので改めてご紹介することにしました。


材料
白身の魚(骨なし) 400-500g
卵 1個
牛乳 おおさじ2
小麦粉 適量
塩、こしょう 
バター又は油 おおさじ2くらい


作り方
1)魚はなんでもオッケだと思います。もう数ヶ月も前に写真だけ撮っておいたんだけど、今回使ったのがなんの魚だか忘れちゃった。

 衣つけちゃうから骨は丁寧に取っておこうか。写真に一緒に写ってるのはかわいいからつい買っちゃった魚の骨取りなんだけど、ドラッグストアとかで売ってるフツーの毛抜きの方がつかむ力が強くてよく抜けるわ。アタシみたいに見掛け倒しにだまされる客ばっかりだと商売も繁盛するんでしょうけどねー、と皮肉のひとつも言わないことには我慢できない!

(注:最近心身に思わぬ打撃を受けてしまった私はなぜかものすごく攻撃力のあるネガティブ燃料が常時満タンな状態が続いてしまっており、暗闇スサミストリートを命知らずの猛スピードで直進&巻きこまれの事故死とかしたくなかったらそっちがよけろくらいの勢いでまじメンタルやばいと自覚あるレベルなのでみんな気をつけて!今「日本人なのになんでテコンドーやってんの?在日問題とかご存知か?」とか絡んできたらどんな暇な粘着さんでも読みきれないほどの大論文を書いてやるからドンと来いや!くらいの暗黒パワーポンポンです。不幸な人間には近づきたくないものだとの信念がますます強固になっています!!)


2)さて、ひと吠えしてスッキリしたらボウルに卵と牛乳を混ぜておきましょうか。
 ♪あぶな坂を超えたところにアタシは住んでいる〜♪(今日のお料理鼻歌)


3) 魚に軽く塩こしょうして、軽く小麦粉をつけます。
 ♪坂を越えて来る人たちはみんな怪我をしてくる〜♪(もう鼻歌どころか歌い上げています!だれかこの子を助けてあげてーーー!!!!)


4)フライパンに中火でバターをとかして、3)の魚に2)の卵液をくぐらせて焼きます!
 バターで卵が焼けるいいニオイ!ウハー!!フライパンいっぱいにきちきちに焼いてるけどなんとか全部の魚が一度に焼けてるのもいい感じ!半分に切った私の判断えらい。


5)キレイな焼き色がついたらひっくり返します。
やっぱり衣つけるとくずれにくいや。いいねいいね。このときこびりつきそうだったら分量外でも少しバターを足すといいかと。テフロンとかなら不要だろうけど、鉄のフライパンなら注意して。


6)裏面もきれいな焼き色がついたようなら火を強めの弱火くらいに落として、フタをして火を通します。骨の付いてない魚だからそんな時間もかからないはず。


7)キレイに焼けたらアツアツのうちにいただきましょう!
 ロシア料理インスパイアなので今回はディルとサワークリームを添えましたが、レモンとしょうゆでも、タルタルソースでもなんでもいいさ。ホワイトソースとか、トマトを刻んだサルサ風のソースとかをかけちゃってもおいしいだろうなー。


卵の衣が主張しないのに優しい感じでとってもおいしく、なんのソースでも合わせられる手軽さなのもいいですね!お料理初心者さんにもまず失敗なく作れるはず。簡単だし、揚げ物作るのはおっくうだけどただ焼くのもちょっとなー、というときに最適です。ぜひお試しください。



追記:辛いときにはヘタな励ましソングとかよりこちらの方がいいですよね。電気消して暗闇で聞こう。
 もうビブラスラップ買ってしまおうかしら。


ビブラスラップを知らないあなたに↓。
http://http://www.youtube.com/watch?v=RJpT2Kn-jfc 




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