肉・魚の付け合せに塩味煮豆☆リフライド・ビーンズ

ビールに合うお料理を連続して掲載していましたが、次の一品を載せる前にやっぱり前回のメキシコ風ポークチョップの付け合せにした煮豆をご紹介することにします。
 ラテン諸国の豆使いのうまさ、参考にしたい!


豆を食べよう!体にいいから
なんでこんなに豆豆言ってるかというと、ここのところ体質改善のためにダイスキな精製糖質(白米、うどん、パスタなど精製された白い炭水化物および白い砂糖)を控えて未精製糖質(玄米や黒パンなど、甘みははちみつやアガベシロップ)とたんぱく質をより多く取るようになったら体調いいし体重も減りつつあるからです。

豆はもちろんたんぱく質なんだけど、ほんとはその50%が良質の炭水化物なので主食として理想的なんだよ。ビタミンB,E群や鉄分が豊富で、繊維質もたっぷりだから主食を白米から豆に変えるだけでかなりインパクト大きいの。日本は豆を食べるときはつい砂糖をたっぷり使った甘い煮豆にすることが多いけど、塩味で食べることが身に付いたらちょっとした財産よ!くらいにおススメしたい。


過去の豆レシピもご覧ください。
ソーセージとカリフラワーとレンズ豆のスープ
レンズ豆のサラダ
豆のサラダ
ファラフェル・ひよこまめのコロッケ
フムス・ひよこまめのペースト
フムスのサンドイッチ


メキシカンの定番・リフライドビーンズ
Refried Beans と言われていますが別に二回焼いたり揚げたりしてるわけじゃなく、ゆでた豆を油で炒めてつぶしたものです。たまねぎやペッパー類で風味をつけ、軽い塩味をつけるのですが簡単にできておいしいです。


材料(4人分の付け合せ)
ゆでた豆 カップ1.5くらい
たまねぎ 大1/2個
にんにく 1カケ
クミン 小さじ1/2(好みで使ってください。なければわざわざ買い揃えることもないです)
油 おおさじ1-2くらい
豆のゆで汁 適量
塩、こしょう、チリペッパー


作り方

ゆでた豆の缶を使ってもいいのですが、私は乾物を自分で戻してゆでたほうがおいしいと思います。この辺はお好みで。また、使う豆もインゲン系の豆なら何でもいいし、ラテン系食材の定番の黒豆でもおいしいです。しかしラテン系のBlack beansは日本の黒豆とは違っていて、日本の黒豆は大豆系の豆ですが、ラテン各国で使うブラックビーンズは黒インゲン豆なのでインゲン系の豆です。日本の大豆はこのレシピにはむかないと思うなー。

 ブラックビーンて見た感じは小豆に似てる。炒めてつぶしちゃうレシピだから煮崩れとか気にしない。むしろ柔らかすぎるくらいゆでたほうが作りやすいかと。


フライパンにおおさじ1−2くらいの油を熱し、みじん切りのたまねぎ、にんにく、クミンを入れて中火で炒めます。この時、適量の生のホットペッパーを刻んで一緒に炒めるといい感じに辛味と風味が加えられます。


 油は何でもいいだろうけど、本格的にいくならラードでしょう(「ラードなんて常備してねーよ!何が健康だよデブ!」と言う声は内なる自分からも聞こえているのでみなさまからはご辞退いたします)。


たまねぎがシンナリしたら、ゆで豆を加えます。
 ざっと混ぜたら、ここにヒタヒタになるくらいに水または豆のゆで汁を加えます。


 これを、マッシャーやフォークで豆をつぶしながら好みの固さになるまで煮ます。
豆がすっかりつぶれてネットリしたペースト状にしてしまう人もいれば、豆がころころしてるくらいの人もいるし、加減はお好みでどうぞ。Refried beans で画像検索するといろいろ出てきます。私はスプーンじゃなくフォークで扱えるくらいの固さが好きですが、ラテン系の人に言わせるとこれではまだ固すぎなんですと。


仕上げに塩、こしょう、チリペッパーなどで味を整えてお好きな肉や魚の付きあわせにハイどうぞ!
 いやー、豆をこんな風にアッサリした塩味で食べるのって日本のレシピにはほとんどないけど、これはおいしいや。

スパイスを使わずにたまねぎだけで作れば、ラテン系だけじゃなくいろんなお料理の付け合せに使えて便利ですね。私はこのレシピを覚えてからいつも冷凍庫にゆで豆をストックしておいて、かなり頻繁に作るようになりました。ぜひお試しください。


そして次回は、ビールが進むお料理を継続させます!お楽しみにー!


過去レシピを一覧にしています。よければどうぞ。→材料別過去レシピ

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