たけのこをゆでてみよう

ウーロン茶とプーアル茶を買いにチャイナタウンに行ったのに皮付きのたけのこを見つけて興奮して買い込んで、お茶とかすっかり忘れて帰ってきてしまったでござる。
 なんじゃこりゃー!2月に入ったばっかりなのにもうたけのこ出回ってるのかい!


予定大変更だけど、こんなの見つけちゃったら買うしかないっしょ。はじめてだけどゆでてみよう!初挑戦のお料理ってほんとウッキウキしちゃう!キャッキャッ♪


これまでの「はじめてだけどやってみたよ!シリーズ」はこちら。よければ失笑してください。

生トマティーヨを使って☆エンチラーダ・グリーンソース試行錯誤編

生牛タンの皮をむいてみた

生タコを丸ごとゆでてみよう

うどん足踏み作り

豚の肩骨で豚骨スープを取ってみよう



日本に住んでてもわざわざ皮のついたままのたけのこなんて買うことなかったけど、たけのこの皮って桃の皮みたいに表面に毛が生えたみたいになってるのね。皮が超短毛の猫みたいな手触りでかわいい。


たけのこの先っちょを切り落とし、縦に深く切り目を入れて火の通りを早くするそうなのでやってみたのですがちょっと。。。。なにこれこんな手ごたえはじめて。
 包丁がガッチリ噛まれてもう前にも後ろにも進めない。どうしよう。丸いからグラグラするし、力任せにアレコレしてるうちにケガでもしたらグレートな惨事になりそうなので気をつけて!(自分に!)


 なんとか切り落としました。たけのこの半分くらいまで深く切り目を入れろとか言ってる本があったけど私の包丁じゃほんと無理。これが精一杯。

この前ネットで「包丁の専門家だけど質問ある?」とか言ってた自称包丁専門家が「主婦が使うんならいいんじゃね?」とか「それ主婦が使うレベルの包丁www」とかやたら主婦をバカにする発言をくり返しててムカついたけど玄人が使う包丁と言うのはたけのこの先っちょもスパンと切り落とせる世界なのかしらね。

ちなみに私の使用包丁は「関孫六?スーパーとかで売ってるやつなら主婦が使う程度のもん」と自称専門家に見下されていたスーパー購入の関孫六です。


手持ちの本やネットで調べたところ、皮付きのまま米のとぎ汁や米ぬかを混ぜた水でトップリとゆでてアクを抜くそうだけど漬物屋でもあるまいし米ぬかなんてないって。この日は米を炊く予定もなかったので米を一握り入れてそれでよしとしよう。
 鍋に米一握りと唐辛子を一本。

たけのこのアクはシュウ酸が主成分で、アルカリ性の重曹や米ぬか水などでアク抜きができるそうな。重曹使っちゃうとあとで重曹抜きしなきゃならないから米ぬかとか使うんだろうね。


その鍋にたけのこが充分かぶるくらいにタップリと水を張って強火にかけます。
 このまま軽くぐらぐらするくらいの火加減で40分くらいゆでました。水が足りなくなったら随時足します。

竹串なんかがあればベストですが、なければ細めの箸などを刺してみてスッと通るくらいになったら火を止めて、鍋にフタをしたままゆっくりとさまします。


冷めたら水に取って、いよいよ皮をむいていきましょう。この作業が一番楽しみだったの!
ムキムキーー♪

なんかどこまでむいていいのかわかんないわ。
 上のほうが明らかに皮なんだけど、下のほうのツヤツヤしたところは食べれそうな気がするのですが。むいた皮をかじりつつ確認。アク抜きが足りなかったのかチョッピリえぐいけど気になるほどでもないかな。

できるだけ食べられる部分を残してみたんだけど美しくないね。
 しかも深爪。
売ってるきれいな三角錐のゆでたけのこってもしかしたら美しい形にするために食べられるところも落としちゃってるのかしら。自分でやってみるとこれまで気づかなかった疑問が生じたりしますね。


それにしてもやってみればなんとかなることがわかりました!チャイナタウンの八百屋に行くと売っているのでぜひ春の走りのたけのこをゆでてみてください。二本で6ドル弱くらいでした。


次回の更新で、このゆでたけのこをつかった五目寿司のレシピをアップします!手間はかかるけどおひなさまのお祝いにピッタリな春らしい一品です。
 鮭水煮の缶詰でデンブも手作りするよ!


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