新年のご挨拶&おせちレポ

みなさま、あけましておめでとうございます。2011年はどんなお年でしたか?私どもは新年も心身ともに健やかに暮らしていけるよう願いをこめて、おいしいおせち料理でゲンをかついで新春を迎えました。おせち料理はどれも新年が良い年であるようにとそれぞれ願いをこめた象徴でもあるのでやはり欠かさずいただきたいものですね。
お料理好きの情熱を思うがままに傾けたおせち。これを食べ続けて三が日を寝正月に過ごします。


正月にかかせない餅ですが、私はホームベーカリーで自作します。NYでは餅も手に入ることは入るんだけど、おいしいのは高いしな。正月の餅くらい金勘定せずにいただきたい。
 すすり餅に最適なコンディション。


毎年毎年作ってはみるけど鏡餅が残念な感じにできてしまうのですよ。
こちらがおととし2010年の作品。
 鏡餅をつくるには餅が柔らかいうちに丸く整形しなくてはならないということを知らなかったほど未熟な自分、今思い返すとカワイイ。角餅文化圏出身。


去年2011年の作品。
 みかんを買い忘れレモンを乗せられている鏡餅。さぞ不本意でしょうね。。。


そしてこれらの経験を踏まえた今年の鏡餅はこちら。
ホ、ホホー。。。一応それらしくなっているじゃないですか。

どうしてもみかんが転がって落ちてくるから伸ばしたクリップをブッ刺してあることはナイショ。見えないところでつじつまを合わせようと小細工を労するあたり今年の幸先も思いやられるというものですね。


お重の一段目は黒豆、数の子、鮭の昆布巻き、厚焼き玉子、かまぼこ、なます、栗きんとん、金柑の甘煮。数の子とかまぼこ以外は作っちゃった。
 やっぱりおせち料理って甘い物が多くなるなあ。「おせちって縁起かついだり、ただ伝統だからと言って食べるけど別にうまいものじゃないよね」って言う人いるけど私はおせちっておいしくてダイスキ(糖質デブゴン)。

ゆう 「黒豆はマメに健康に暮らせるように、昆布巻きはよろコブといってプレジャーを意味しつつその巻いた形状から学問的な向上を願うという意味もあるのですよ。」
ドテラ 「ゆうちゃん毎年同じように説明してくれるね」
ゆう 「それから栗きんとんはその鮮やかな黄色が黄金を象徴しており財運を願う意味合いがあるのでたくさん食べなさい」
ドテラ 「それも毎年言うね(むっしゃむしゃ)」


二段目はドテラ大好物動物系タンパクの盛り合わせ。
 牛タタキ煮ブタ&煮たまご、エビ薄煮、味噌漬け鮭の焼き物。自分で言うのもアレだけどどれもおいしいさ。
エビはその長いヒゲと曲がった腰が長寿を、日の出に似たたまごは運気の上昇を願う象徴ですね。焼き物はほんとは出世魚のブリを使うのが本当なんだけど鮭でもまあいいさ、川のぼるし。そしてドイツではブタは幸運をもたらす縁起の良いマスコットであり、元旦にブタを食べると一年幸せに過ごせるという。。。煮豚オーライ!


そして三段目はお煮しめさん。
うま煮とか炒り鶏とかより油を使わない煮しめのほうが好きだ。


どれもおいしいけど、やっぱり一番おいしいのはお雑煮ですな。
 函館実家レシピをNYで実践。鶏とかまぼこが入るおしょうゆベースの雑煮です。ほんとは三つ葉がほしいところをネギでガマン。


年末にブックオフと紀伊国屋でごっそり買って来てあった本を読みふけり、おせちと雑煮を食べ続けている寝正月に大満足しております。
 かぶりつくアタシに、アゴが二重になるほど引いているのドテラですが、じゅうぶん英気を養って今年もおいしいお料理をご紹介していきたいと思っていますので今年もよろしくお願いします。


人気ブログランキングへ いつも見にきてくれてありがとう!今年もよろしくー!

 そしてこのレシピいいじゃん!と思ったらこっちもクリックお願いします。