活ホタテの刺身とフライとめんこチビちゃん

10月もなかばを過ぎるとホタテの時期ですね。近所の魚屋ではたまに生きたホタテを売ってることがあり、見つけると即買い&メニュー決定するのですが、今回はビックリなオマケ付きのホタテでしたよー!
 当然お刺身にする予定でしたが一部予定変更しました。詳細は以下をご覧ください。

追記:このミステリーに関してあの人から回答が・・・!驚きの展開はこちらで見届けよ!


いつかホタテを魚屋でむいてもらったときにはイマイチ上手じゃなかったので、その後は殻ごと買って来て自分でむくことにしてます。割とカンタン。
ホタテをむくのには特別な道具は要らないと思います。私はフツーのテーブルナイフでやっちゃいます。

こういうふうに丸ごとの素材を扱うとテンションあがるわ〜!


ホタテの貝の平たい方を下にして左手に持って、隙間からナイフを入れてホタテの貝柱を下面から切りはがすようにさぐりながらくるっとナイフを動かします。貝柱が外れると観念したように貝がパカッと持ち上がるので、そのまま手で二枚の貝を折るようにして外します。すると上の方だった貝に貝柱その他の身がきれいに残ります。

 ハイこのように。
肝の赤いのは卵巣、白いのは精巣なんだそうな。この子は女の子だったのね。


同じようにナイフで貝から貝柱をはずします。やってみるとあんまり難しいこともないです。
ハイ次、ハイ次・・・と調子よくやってたら思いがけないことが!







(微グロ写真掲載につき配慮の空白)











キャアッ!←ほんとに軽く叫んだ。ホタテ放り投げるとこだったわ。

ゆう 「・・・・・アナタたちだあれ?」
なんかの稚魚1 「ボクおそウオ!」
なんかの稚魚2 「ボクからウオ!」
なんかの稚魚3 「ボクとどウオ!」
なんかの稚魚4 「ボクじゅうし・・」
ゆう 「むつ子アピールもういいから。ていうかキミたち5つしかいないし」
なんかの稚魚6 「(アナタが見落としていたボクは後に塩もみしてるヒモの中から発見されアナタに再度悲鳴を上げさせる最終ウェポンなのです。フフフ。。。。)」



カワイイっちゃカワイイかもな。生で食おうと思ってたホタテのヒモの下に隠れてたってことを考慮しなければな。


寄生虫とかではなくおそらく貝の中で具合よく孵化してしまった魚の赤ちゃんだとは思うのですが、気持ち悪いのでこのホタテは刺身ではなくフライにして食べることにしました。


貝柱とヒモは予定通り刺身にして、と(刺身の作り方はご参考までに過去記事をご覧ください)。
 ツヤツヤピカピカでおいしそうでしょ。ちょっと身が柔らかめだったけど甘くておいしかったわ〜。日本にいたらそんなありがたがることもないんだけど、アメリカでこんな元気なホタテってめったに手に入らないのです。


ホタテの卵巣&精巣と、一緒に買ってきた鱈の肝はフライにしちゃいました。フライの作り方もわからないお料理初心者ちゃんはこちらのカキ&鮭のフライをご参照。
 肝はフォークで刺しておかないと油で揚げてるときにはじけて危ないのでご注意。



ホタテの肝はさっと煮付けてもおいしいけど、私はフライにするのが一番スキです。甘くてオイシくて、ビールにすごくよく合います。


後日談

次の日、魚屋に行って「昨日のホタテにこんなカワイイの入ってたよー!」と写真を見せてきました。

魚屋のおじさん 「いやなにこれ。。。はじめてみるわ。ちょ見てみろよ。」
魚屋の兄さん 「マジなにこれ。。。直列してるけどおねえさん並べたの?」
ゆう 「まさか!そんな捏造しなくてもインパクトは充分だから!」


毎年かなりの数のホタテを開けてるけどこんなのみたことないよ!おねえさん大当たりだね!とか言われたけど、たぶん海中で受精した魚卵がホタテの殻の中に入って、外敵のない環境だったからうまいこと複数で孵化しちゃったんじゃないかとのこと。非常に珍しいらしいです。


思いがけない自然界での偶然の産物とのめぐりあい・・・神秘と生態系の上位に位置する優越を感じつつおいしくホタテをいただきました。



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