トマトとバジルの冷たいパスタ

NYでは記録的猛暑が続いた数日をピンポイントで冷涼な気候のサンフランシスコで過ごせたラッキーなアタシですが、帰ってきたらやっぱり暑いですね。食欲もオチ気味で冷たい麺類ばかりすすってしまいがちですが、炭水化物ばっかり食べていても夏バテはよくならないらしい・・・と言っても肉とか魚とか食べる気もしないんだよなー。
 そんなときにはにんにくとバジルの香りに食欲をそそられつつ真っ赤なトマトのビタミンをガッチリ摂取できる冷たいトマトのパスタなんてどうでsky?


材料(二人分)
トマト 中3個
にんにく 1かけ
バジル 生のバジルの葉を刻んでカップ1/3くらい。量は好き好きでいいので参考までに。
オリーブオイル おおさじ2−3
砂糖 こさじ1
塩こしょう

 トマトは何でもいいけど、私は細長のイタリアントマトを使うことが多いです。vine tomatoやオシャレ系スーパーによくあるちょっと高めのチョコレート色のトマトとかでもいいし、数種類混ぜちゃってもちろんいいです。ミニトマトは味が濃くて甘くておいしいけど、食感が固めかも。気にならなければお使いください。


作り方
1)トマトを荒めのみじん切りにしてボウルに入れます。私は皮を湯むきしたりしませんが、気になる方はどうぞ。

2)ボウルに入れたトマトに塩、砂糖各小さじ1とこしょう少々をふりかけザッと混ぜてからザルに上げ、出てくる水をボウルで受けるように重ねて冷蔵庫に1時間ほど置いておきます。
 冷たいトマトのパスタの失敗例で一番多いのは水気が多すぎて全体が水っぽくなり、味気なくなっちゃうことかと。ちょっぴりの塩と砂糖の浸透圧を利用して水気を切っておくとトマトの味の濃いソースにできます。私はここまでの作業は前の日の夜とかにやって一晩置いちゃうこともあります。
砂糖は甘さを加えるのではなくトマトのうまみを引き出すのです・・・とラブおばさん(料理研究家の城戸崎愛先生。キムタク大好き。)が言っていました。


3)バジルの葉を荒めのみじんに刻んで、にんにくをおろします。
 私はピリッと辛いくらいにんにくを使うのがスキなのですが、においが気になるなら少なめに使うorみじん切りのにんにくを弱火のオリーブオイルでカリッと炒めてから使うなどするといいと思います。


4)バジルの葉とおろしにんにくをボウルに入れ、水気を切ったトマト、オリーブオイルを加えてよく混ぜ、味見をして塩こしょうで味付けします。
 ソースはこれでできあがり。


5)パスタをゆでます。やっぱりエンジェルヘアとかカッペリーニとかの細い麺パスタがいいかな。
 少し柔らかめにゆでたらザルに上げ、そうめんを冷やす感じで冷水で冷やします。冷えたらザルにあげてよく水を切るのですが、最後にペーパータオルを使ってざっとぬぐってキッチリ水気を切るのがポイント!とか食彩浪漫で言ってたョ。


6)パスタとソースをよく和えてできあがりー!
 シンプルな材料なのにトマトの濃い甘みととオリーブオイル、にんにく、バジルの香りがいい塩梅に絡み合ってほんとオイシイ!トマト好きさんなら満足間違いなしのおススメ冷たいパスタです。

この手のパスタのレシピにコンソメとかの化学調味料を使う人が多いけど、おいしいトマトを使って水気をよく切っておけば塩こしょうだけのほうがオイシイかと思います。まああでもこの辺は味見してお好みで加減してください。

しかしトマトとバジルの組み合わせってほんとすばらしいといつも感嘆してしまうわ〜。お好み焼きに青海苔、おでんに辛子、ざるそばにわさびetc日本にも上手な薬味の使い方があるけど、イタリア料理のバジルやにんにく、メキシコ料理やタイ料理でガンガン使われてるシレントローやライムのパンチと比較すると日本の薬味って控えめな存在な感じですよね。日本って主張したりでしゃばったりすると嫌われちゃうからかな♪



人気ブログランキングへ  B'z熱がいまださめやらず、今タック松本さまのtake a pickばっかり聞いてるんだけど、これすごくいいよ!スムースなジャズ好きな人はぜひクリック!


 そしてこのレシピいいじゃん!と思ったらこっちもクリックお願いします。