サンフランシスコでまったりしてきたよ!
B'zのライブがあったサンフランシスコでまったり観光してからナパに移動し、さらにまったりワインを飲んだりしてまいりました。
SFダウンタウンの中心地、ユニオンスクエアの入り口にはオケツみたいなカワイイハート型のオブジェがドデーーーン。
なんか南国チックな木があちこちにあったけどSFは夏でも夜になると寒いくらいで、地獄の釜の底(40度越えNY)から救済されたハコダテンヌがドシドシ元気になっていきました!
ドテラとアタシが旅行すると昼酒を飲んで昼寝したりブラブラ歩いたり公園で寝転がったりしてばっかりなんです。
そして公園でめんこドッグに萌えたりします。
遊んで欲しいの♪オーラをバリバリ放射してるのに全然相手にされていない犬ラブおばさんの背中(ドテラ撮影)。
SFではカワイイ路面電車が走ってます。楽しい!
ゆう 「ドテラー、アタシアレ乗ってくるからうまく写真撮ってくれる?」
ドテラ 「併走しろと?」
- ミッション地区でラテンカルチャーを体感未遂
メキシカン・カルチャーの一画、ミッション地区では路上にこんなレリーフが。
函館のマンホールにはイカのレリーフ(函館開港150周年記念公式サイトにリンクしてます)があるけど、みんな考えることは同じなのね〜。
ホネ 「一緒にすんな」
1791年に立てられたサンフランシスコで最古の教会、ミッション・ドロレス。先住インディアンをガンガンに虐殺・絶滅させた人たちが隣人愛を説いたり魂の救済や世界平和を神様にお祈りしたりしたところですね〜。
しかしミッション地区では思ったほどショップやレストランが立ち並んでいるわけでもなく、メキシカンな雰囲気ならむしろアストリアのほうが濃厚だったかも。しかもすごいヒンヤリした感じで、たくさんいるホームレスとかも明らかに間違いなく即刻医療処置が必要なレベルの何らかの精神疾患を持った風な人が多く、おのぼりさん的なお散歩を楽しむのに適した地域とは言えないように思いました。
たぶんNYみたいなメガシティに住んでるせいだろうけど、残念ながら観光地としてはミッション地区だけじゃなくサンフランシスコの街全体がそんなおもしろいとも思いませんでした。
リトルイタリーやチャイナタウンもNYと比べるとさらに観光地臭が強く規模も小さく、運も悪かったのかステキなレストランやショップにもめぐり合えませんでした。そしてジャパンタウンのひなびた感じといったら・・・田舎のダイエーみたいな、といえば雰囲気伝わりますか?
NYと比較しても街全体にホームレスの数が多く、ホテルやショップの前でデモ抗議をしてるのも数回目撃し、景気が悪く不満な人が多いんだなあ、という印象を受けました。
- 漁師の波止場でベタな観光地的ランチを楽しむ
それでもFisherman's Wharfで食べたカニとかエビとかはなかなか。
めっちゃベタな観光地でしたがな。
名物クラムチャウダー。パンの器に入ってるのが食べたかったけど、サンドイッチも食べたかったからガマンしたの。
カニ肉のマヨ和えサンドイッチ。スピークイージー(Speak Easy:1920年代のアメリカ禁酒法時代にヒッソリと売っていたアルコール飲料)のビールがすごく苦くてこのサンドイッチとよく合っておいしかった。
- あの坂を越えたら・・・ウサギに会えた
Fisherman's Wharfで昼ごはんをいただいた後、坂をグングン歩いて登る強行お散歩に出ちゃいました。
夏に涼しいこととか路面電車とか海とか坂とか、サンフランシスコってちょっと函館に似てる・・・とか思ったけど坂はやっぱアメリカ級だったわ。。。海っぱたからまっすぐ歩いてきて、この写真のあたりなんかはまだぜんぜん頂上でもないけど函館山(標高334m)ならロープウェイ乗り場くらいまでは軽く登っちゃったくらいの距離のような体感。
このあたりの急な坂では車は道に直角に停めるのね。SFは冬は温暖で雪が降ったりアイスバーンとかにならないからまあ問題ないんだろう。
しかしビール飲んで腹いっぱい食べた後にこの運動はキツイわ。。。ちょっと木洩れ陽で一休みさせていただこうかしら。とか思ったら先客がいました。
ゆう 「アラ、野良ウサギちゃん (&飼い主らしき変わったご様子のおばあさん)」
ウサ 「まあ飼われてるって言っても飼い主ホームレスだから野良っちゃ野良かもねー。鼻ヒクヒクヒクー。」
- ナパでわかった、うまいワインは違うということを
サンフランシスコのダウンタウンエリアからナパバレーに行くにはたぶんBART(Bay Area Rapid Transit)でRichmond まで行ってバスかタクシーに乗っていくのが便利かとも思ったのですが、せっかくなのでフェリーで海路をとることにしました!
あいにくの曇り空。
フェリー乗り場のあたりにはカフェやベンチがたくさんあって、海鳥も人になれている様子でした。
泥をかぶったようなまだらな鳥、すごく近づいても全然軽快する様子もなく黙って写真を撮らせてくれました。
鳥の観察は楽しかったのですが出航時間なのでフェリーに乗り込みました。もちろんデッキ席で水しぶきを浴びながら景観を楽しみます。
スゲーー!速ええーーーー!
SFのフェリービルディングからVallejoまでフェリーで行き、その後はタクシー。
ナパのホテルに荷物を置いたらいきなり飲み始めるアタシたち、がっつきすぎ。
ナパでは5種類程度のワインテイスティングを10ドルで提供しているところが多かったようです。はじめにホテルのコンシェルジュさんに近場でテイスティングしたい旨を相談すると、一人分のテイスティング料金で二人分いただけるチケットをもらえたりします。
テイスティングと言ってもおおぶりのワイングラスにチョロリと注いでくれるので、続けて何件もハシゴするとけっこう飲めます。
ナパのバーはどこもオシャレで近隣のマイクロブルーのワイン(=ナパ外ではあまり流通していない珍しいワイン)を置いているので、どこで飲んでもそれぞれ個性的なワインが飲めてほんとに楽しかった!
ウチでは奮発しても20ドル程度のワインしか飲まないのですが、ナパでボトル小売価格40-50ドルくらいのワインをいろいろ飲んでみたらわかった!おいしいワインは違うのね!開眼しちゃったよ、アタシ!!ポワ〜〜〜ン。。。。
これまでアタシは白ワインってちょっと甘めのリースリングやマスカットとか以外はあんま好きになることがなかったんだけど、ナパで飲んだシャドネ、ほんとおいしかったわ・・・。飛行機で持ってこれるボトル数が限られていてメルローとかカルベネとかの赤を買ってしまったから持って来れなかったのが今でも残念。ヨーロッパ人のドテラはこれまでアメリカのワインを馬鹿にしがちだったんだけど、今回のナパ旅行でこれまでの態度を改めるにいたりました。
もしカリフォルニアのワインに興味があるなら、カリフォルニアのワインがフランスの権威あるテイスティング(ブラインド)品評会で高評価を得た実話をもとに作られた映画、the Bottle Shockをおススメします。
ナパのテイスティングバーで、この映画のもとになったワイナリーのワインを置いてるところがあり、映画に出演した俳優さんの写真なんかも飾ってありました。写真撮ってくればよかったなー、もう酔っ払ってて写真とか面倒くさくなっちゃってたんだよなー。
近々、ナパから持ってきたワインでステーキディナーをやっちゃた様子をアップします!ポーターハウスをフランベしちゃう肉食人にクリックして!