イチゴジャム煮たよ☆

バケーション後の締め切り地獄を見た後、アホほどお料理してしまいました。
 こんなときにはゆっくり煮込むお料理にガップリ取り組みたい!という衝動のままに安くなってたイチゴでジャムを煮たよ!


しかしアタシ、最近の日本で売ってるジャムは甘さ控えめすぎてなんか物足りないことが多いんです。口が激甘アメリカンスイーツに慣れてしまったというわけでもなく、日本にいたときからコンポートに近いアッサリサッパリの果物のジャムはちょっと頼りない感じがしてました。

果物の姿そのままフルーティー♪なジャムでも、いかにも明治時代のレシピで作ったようなコッテリ甘いジャムでも、好きなほうを買うなり作るなりして食べればよろしいのですがちょっと気になったので調べてみました。


ジャムってなーに?

一般にジャムを定義すると「果実や果汁に含まれているペクチンに糖類と酸を作用させ、ゼリー状に柔らかく固ませたもの」ということになるんですって。そして果物に含まれるペクチンは糖度55%以上、pH3.0付近でゲル化するという性質があるそうなので、やっぱある程度砂糖を使ってないと厳密にはジャムではなくてプリザーブとかコンポートとかいうことになるのね。
それでもイチゴはペクチン含有率が非常に高く糖度も高いので、砂糖がかなり少なくてもレモン汁なんかで酸を補うとトロっとしてくるし、レモンの皮も使って作るママレードなんかはクエン酸もペクチンも充分だからそんな甘くしなくてもブリンブリンに固まるし、好きな感じのを食べてれば一番いいんだけど、主流に逆らったコッテリ甘めのジャム大好きデブおばさんが「お砂糖をタップリ使うのが正統なのよ!」みたいなことを言って自己満足してみました♪


ジャムのレシピもさまざまなので、「こんな風に作る人もいるのねー」と参考程度に流し読んでくださいませ。


材料
イチゴ 4パウンド (アメリカではイチゴは1パック1パウンドで売ってます。私はたいてい一度に4パック使って作ります。)
砂糖 1パウンド
レモン2-3個

イチゴはヘタをとって悪いところを取り除いたら正味3.5パウンドくらいだと思います。砂糖は重さでだいたいイチゴの3割弱くらい使用してます。常温保存を目的にしたジャムにはなりませんが、わりと甘め&冷蔵庫なら半年くらい大丈夫な感じにできあがります。


作り方

イチゴを水でザッと洗ってヘタを取ります。アメリカのイチゴは日本のと比べて固くてデカイことが多いので私はザックリとふたつくらいに切ってしまいます。丸ごとゴロンとしてるのもカワイイけどねー。


切ったイチゴに砂糖をふりかけます。
 私はイチゴに砂糖をかけて、火にかける前に水を出させる派です。涼しくて痛む心配がない季節ならこのまま一晩置いたりします。夏場なら冷蔵庫に入れて一晩or常温で2,3時間置いておけばイチゴから充分水が出るはずです。

充分に水分が出たらそれを足がかりに火にかけるのですが、コレは一時間後くらいの写真。ヒタヒタに水分が出てるのわかりますか?
 赤毛のアンがイチゴ水と間違えてダイアナにお酒を飲ませてしまったけど、そのイチゴ水ってこんな感じなのかしら?これつめたい水とか炭酸水とかスパークリングワインとかで割ったらフツーにうまそうだわ〜。


はじめに一度、強めの中火でアクを浮かばせます。アクをすくったらあとは好きなとろみになるまで強めの弱火で煮ちゃいます。焦がさないように&吹きこぼさないように注意。特に焦がしちゃったらイチゴの香り全滅。
 途中で味見しつつレモン汁を入れます。私はちょっとスッパめが好きなので2-3個使いますがこれもお好みで。


ジャムは冷めるといくぶん固くなるので、ちょっとユルめ?くらいでやめておくとちょうどいいでしょう。私はこの分量だと二時間ちょっと煮てます。
煮沸した瓶に入れてキュっと蓋をして、逆さにしてもう一度煮沸すると万全だけど、私は一度熱湯を入れた瓶に入れるだけです。ウチではずっと冷蔵庫に入れておいて、使い始めたら数週間で食べ終わるのですが、この方法でカビがきたことはコレまで一度もないです。


ジャムバタートースト&ブラックコーヒー、もしくはジャムかけスコーンに紅茶が最強だけど、グリークヨーグルトにジャムかけて食べちゃうのもオイシイわよ!

 私のお気に入りはFage Yogurt。脂肪分2%でも大満足のコッテリクリーミー感。

果物からジャムを作ると時間もかかるし手間もかかるし、値段考えてもジャム買うよりたいしてお得な感じもしないんだけど、やっぱ手作りのジャムってオイシイし煮てる時の甘い匂いが家中に充満するのにもウットリしちゃうからやめられないんだよなー。



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