ふろふき大根とたまご味噌

子供の頃はウマイと思ったことがなかったんだけど、年くってみるとおいしく感じるものが増えていくようでこれも加齢現象・・・?とか思いつつ作ってハフハフいただきました。ふろふき大根です。
 シュトレン食ってる帳尻合わせようとして低カロリーノンオイルに走ろうとしているわけじゃないのですが。。。っていうかもう強がるのはやめようよ、アタシ。


日本で売ってるおいしい大根ならたぶん問題ないけど、海外で売ってる大根って皮の下に蕪みたいにネット状の繊維質が走ってることがあって、これがあるとなんぼ煮ても口ざわりが悪いので厚めに皮をむきます。高さが充分なように思い切って厚く切って、めんどうでなければ面どりして、おケツに十字にかくし包丁をいれます。
 私は辰巳芳子先生のレシピに準じて昆布と米をひと握り、それから梅干を一個いれて土鍋で炊きます。


 お米と梅干を使うと、微妙だけど確実にうまみが底上げされます。


大根の炊けるのに必要な時間は、使う大根の質にもよると思います。二時間も炊けば充分な大根もあれば4時間炊かないとダメなのもあったりしますが、口の中でほろっとほどけるような、味噌となじみがよいような炊き上がりをめざします。


味噌は各家庭でお好みがあるでしょうが、私は甘口のたまご味噌が大好きです。おかゆとかご飯も進んじゃう。

 鍋に味噌おおさじ軽く山盛り1、砂糖おおさじ1.5、たまご一個、日本酒おおさじ1を入れて弱火にかけます。


 ヘラで混ぜつつ気長に行きましょう。


 味噌が他の材料となかなかなじまないけど大丈夫。


 味噌がなじんだころに「火ぃ弱すぎか?」と不安になるけどこれも大丈夫。そのままそのまま。


 弱火のままヘラでかき混ぜ続けるとそのうちとろみがついてきます。


 好みの固さになるまで練り続けます。冷めると固くなるのでちょっとゆるめかな?くらいでやめておきましょう。火を止める直前にしょうゆをひとまわししてできあがり。


 私はさじじゃなくて箸で扱えるくらいの固さの方がすきなのでこのくらい練り上げちゃいます。フタのできる容器に入れて冷蔵庫で保管すれば1週間は余裕です。口をつけた箸とかスプーンとかを使っちゃうと痛みは早くなりますので気をつけて。


 アツアツ、うまうま。ドテラにはこういう地味な料理のおいしさが理解できないので土鍋ひとつひとりじめして食べてしまった。


大根は低カロリーでビタミンCが豊富なダイエットには優秀な食材なだけでなく、アミラーゼというでんぷん分解酵素も多く含まれていて胃の調子の悪いときや二日酔いのときに効果的なんだそうな。年末年始にはなにかとお世話になりそう。

しかし非日本人とルームシェアとかしてる人は気をつけたほうがいいかなー。大根を煮てる匂いって外国の人には「なにごと!??」と思うほどの異臭だというからね。。。



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