郵便局でイライラしたらクッキーを食べよう

突然だけど、アメリカの郵便局のサービスはスゴイよ。。。さんざん待たせて錯綜した指示を出したあげく「この箱もうダメだね、どの面にも書き込み＆塗りつぶしが繰り返されすぎて読みにくいもん」「だってそれはアナタともう一人の局員さんがそれぞれ違うことを言ったからだよ！このまま出したら最悪廃棄されるの？返送されて来ちゃうの？」「いやー、最悪でも送り先に届くとは思うよ」「それ以上のことは頼んでないのだよまったくのところ！！」ってなることがよくあります。
　
コーヒータイムのおじちゃん「おねえちゃん梱包テープを買わされたね」
アタシ「透明のと、箱の印刷を隠すための茶色のヤツとふたつ買わされましたよ・・・もうちょっとで箱まで買わされるところでした」

イライラしっぱなしじゃイイことないよ！おいしいエスプレッソとクッキーでご機嫌なおして。っていうことでアストリア30 Ave.の郵便局に行った帰りは、必ずその向かいにあるイタリア系ベーカリーでエスプレッソを飲みつつレモンクッキーをひとつ食べて帰ることにしています。

Gian & Piero Bakery　というこのお店は、どんな暑い日も寒い日もどんな時間帯でも、かならず数人はコーヒーを飲みながらマッタリしているという地元に愛されてるお店です。ケーキやパンやカノーリもおいしいと言われているけど、正直このお店で一番おいしいのはクッキー類だとアタシは思ってます。

　アタシの一番のお気に入りはレモンクッキー。レモンの風味のアイシングがかかっているザックリほろほろ系クッキーの量り売りで、一個だけ買うときにはたいてい75セントくらい。「ひとつだけください」って言ってもイヤな顔をされたりすることもないです。

今回は出来たてすぎてアイシングが固まってなかったくらいのフレッシュさ。やった！今日はツイテルかも！荷物ひとつ送るのに郵便局で45分もかかった＆ひとつでいいはずの梱包テープをふたつも買わされた＆郵便局ならテープとかペンくらいは用意しとけや！くらいにほんとは思ってるけど。

　アアン。。。オイシイ・・・・！このクッキー生地ってバターと卵たっぷりのイースト生地だろうか。アイシングが甘い分だけクッキー本体は甘さ控えめでちょうどいい。ザックリ系クッキーってノドが詰まりそうになりがちだけど、これはさっくりほろほろでうまくできてるといつも感心しちゃう。素朴でありつつゆるぎない伝統を感じさせるわー。こんなクッキーが作れるおばあさんになりたいものだわァ（ポワーーン）。
・・・と機嫌が直ったところで郵便局でのイライラを引きずらずに日常に立ち戻ることができるのです。

お店のサイトが見つからなかったのでyelpのページを張っておきます。レビューもかなり高評価ですね。
Yelp New York : Gian & Piero Bakery　
4417 30th Ave. Long Island City, NY 11101
Neighborhood: Astoria
郵便局の向かいです。この郵便局でイライラしちゃったアストリアンはぜひこのお店で一服ついてください。コーヒーもおいしいです。

日本の郵便局のサービスってアメリカのソレと比較するとマジでネ申レベル。同感の在米日本人さん、クリックしてって！「うわー、外国って大変なんだなー」と思った日本の皆さんもクリックして！