カラアゲじゃない、ザンギなんだ
やきとりは豚肉を使いカニカマをアラスカと呼ぶ不思議大地ほかいどー。「かの地ではカラアゲのことをザンギと呼ぶらしい」とまことしやかに語られていますがそれは正しくない情報です。カラアゲとザンギは別物です。しかしカラアゲとザンギの違いとは？その道の見識者・えすのはら様（えすのはら様のブログにリンク）がズバリと回答してくださいました。
詳しいレシピはクックパッドのえすのはら様レシピ、北海道名物☆ジューシー「ザンギ」をご覧下さい。
アアン、たまらなく郷愁！揚げ物は封印したダイエット部長のアタシも降参降参。さっそく作ってみます。
厳格に鶏腿肉。胸肉はダメ。そして皮付き。鶏皮がパリッときてほしいのです。皮はとらないとカロリー高いって？ザンギを揚げて食べることに決めたらもうそういうこと考えないほうがいいんじゃない？
しょうゆ、にんにく、ショウガ、酒、塩胡椒に漬けて数時間。にんにくとショウガをガツンときかせてください。一部鶏ではない食材が混ざっていますがこれはハコダテンヌのスタンダードです。
なんてこった、しょうゆ足りないし。買い置きもない。アタシこういうこと多すぎですか？ → 小麦粉のない日のお好み焼き。 酢のない日のサンマの酢煮。
ボウルにあけて粉と卵を投入、揉む、混ぜる。
こんなふうにドロドロになればオッケ。
揚げます。
ヒグマ色に揚げるのです。
夏のヒグマ色に！とかエラぶってついーとしたのだがウサギじゃないんだからヒグマに夏も冬もなかったわ。ヒグマについて検索してたどり着いたウィキペディアの三毛別羆事件読んで戦慄。
このヒグマは人間の味を覚えた。
こんなのが腹を空かして襲ってきたら2，3年アマチュア格闘技やってるくらいじゃ気休めにもなりゃしない。てゆーかマサカリ程度の武器じゃ立ち向かえる気がしない。銃器だ銃器。
やっぱしょうゆが足りなくてヒグマ色とはいえない色の薄さ。コレじゃせいぜいキタキツネだわ。・・・。失敗か？
イエおいしかったです！久しぶりの揚げ物にウッピドゥーなドテラが完食いたしました。明日のお昼にしようと思っていた分までも。
久しぶりに北海道のおいしいものを食べられてうれしい夕飯でした。海外でも比較的簡単にそろえられる材料で作れるし（酒がなければワインで無問題です）、外国の方にも喜ばれる一品です。その際には「これはザンギという北海道の郷土料理でカラアゲとは別物です」と必ず説明してください。えすのはら様に感謝＆乾杯！
I have this recipe in English.
P.S.
函館ではザンギというとイカゲソだったりするんですョ、揚げてる間はめっちゃ油はねますがコレもおいしいのでどうぞ。
やっぱ揚げ物はビールもご飯も進みますなあ。食べたくなっちゃったアナタはクリック！！
そしてこのレシピいいじゃん！と思ったらこっちもクリックお願いします。
