トマトソース

トマトソースを手作りする人ってなかなかいないらしい。なんでかなー。自分で作ったほうがおいしくて経済的でもあるんだけど。やってみると簡単だし、たくさん作ってビンに小分けしておくと何かと便利。文末にいくつか活用例をあげますのでご参考に。

 


材料
トマト28オンス(約790グラム)缶2個
たまねぎ 1-3個 (まろやか甘口にしたかったら多めに、酸味さわやかに仕上げたかったら少なめに)
オリーブオイル 大さじ1
塩、胡椒
ローリエの葉 1,2枚

材料はコレだけ。レシピも厳密なことは言いません。真夏のトマトが激安の時とかは腕が抜けるほどトマト買いこんで生トマトからソースを作ることもあるけど、缶詰のトマトでも文句なくおいしくできます。ただ、原材料にトマト以外のものが極力入ってないものを選ぶことをお勧めします。バジルやガーリック、もしくは添加物が入ってたりする商品が多いので買う前にチェックしてください。私のお気に入りはSclafaniのクラッシュドトマト。
 底値は3缶で2.99ドル。Sclafaniのトマト缶でもトマトソースとかトマトピューレとかホールトマトとか何種類もあって、原材料も微妙に違ってたりします。この辺は何度か試してお気に入りの商品を探してください。
 この写真で見えるでしょうか。原材料はトマトと塩だけ。

作りかた
1)たまねぎをみじん切りにします。私はこれまで大きめザクザクたまねぎのつぷつぷ感が好きだったのですが、最近はフードプロセッサーでなめらかになるまでプロセスしたものが好きになってます。これもお好みで。
2)アルミ、ホウロウもしくは銅の鍋にたまねぎとオリーブオイル、塩小さじ2くらい、ローリエの葉をいれ、弱火でフタをしながら炒めます(辰巳芳子先生提唱の蒸らし炒めの手法)。甘みが引き出されてイイ感じですよ。
 弱火でフタをし、たまに底からかき混ぜてゆっくりいためます。この作業は20分くらいかかるかなー。鍋にかかりきりでなくていいので、他の仕事をしながらやってください。私は今回牛テールのスープと同時進行でトマトソースを作ってます。
3)たまねぎがべったりきつね色になって、しゃもじをちょっとなめると「おお!スッゲ甘いじゃん!」くらいになったらトマト缶を入れます。

4)あとは中火にして20分くらいフタをずらしてフツフツ煮ればいいだけ。たまに底から大きく混ぜます。私はピザソースにも使うからもうちょっと長く煮詰めます。煮えたトマトソースがはねまくるのでフタの閉め加減と、フタの開いた部分の先の掃除のしやすさとかを考えます。

5)煮てる間に小分けして保存するビンとビンのふたを熱湯消毒します。私はやかんで沸かしたお湯を入れるだけ。長期保存するなら中身を入れたビンをお湯に入れて煮沸するとかしたほうがいいんだろうけど、この方法でも清潔なスプーンを使って冷蔵庫で保存すれば2ヶ月は余裕です。

6)味見をして塩、胡椒して出来上がりー♪簡単でしょ?
 みっつめのビンはもっと小さいのでよかったなー。

とりあえずトマトソース有効利用の一例としてピザ。
 おいしー!!ほんとにソースおいしいから!売ってるものよりずっとおいしいと思う。イヤまじで。
冷凍庫に常備してるピタパンや食パンにトマトソースを塗って、モッツァレラとパルメザンとサラミを載せてトースターで簡単ピザに。お手軽ランチにいい感じ。今日はたまたまモッツァレラを買ってあったけど、普段は冷蔵庫に保存できるピザ用チーズでOK。バジルがあればもっとイイ。

あとはパスタを茹でてこのソースを載せたらシンプルだけど上等のトマトソースパスタになるし、肉、シーフード、野菜を足せば簡単にグレードアップしたトマトベースのパスタにもなります。
鶏の腿肉や白身の魚をフライパンで焼き付けてからトマトソースとワインで蒸焼きすれば、15分でディナーの一品ができちゃう。そのほかにも煮込みハンバーグのソースに、オムレツやオムライスにと広く使えます。
添加物も入ってないし、こういう使いまわしができるものが冷蔵庫にあると忙しくても手早くオイシイものが食べられるよネ!と言うことでした〜。あーダメ主婦を装えない!

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