ドイツ風ポテトサラダ 1/3
じゃがいも王国ドイツにももちろんポテトサラダはあるけど、日本みたいなマヨネーズ味ではなく、ドレッシングは酢がベースのサッパリ系です。本来は炒めたベーコンなんかが入るんですが、白い脂肪が浮いてきてしまってどうも好きじゃないので私は入れません。このレシピのポテトサラダだけで食べると、ベーコンが入っているのと比べてちょっと力不足な感じがしますが、焼きソーセージや肉と一緒の場合はかえってこっちのほうがサッパリしてイイと思っています。日本のマヨ系ポテサラと比べてもヘルシーで日持ちもいいのでぜひお試しください。
ドイツ風ポテトサラダ 1/3
ドイツ風ポテトサラダ 2/3
ドイツ風ポテトサラダ 3/3
材料
- じゃがいも 大きめ4つくらい(できればメークイン。日本なら厚沢部産が最高峰だと思います。厚沢部のゆるキャラはもちろんじゃがいもがモデルの「おらいもクン」だよ!写真掲載させて欲しくて厚沢部町役場に連絡したけど返事もらえなかったよ。。。)
- パセリ 適量
ドレッシング
- たまねぎ 半個
- 固形スープのもと 2個
- お湯 カップ1
- 白ワインビネガー 大さじ2
- ホワイトバルサミコ 大さじ2 (手に入らなければ白ワイン酢大さじ4でOK)
- 砂糖 大さじ半分
- 塩 小さじ2
- 黒胡椒 適量
- レモン汁 レモン1/4個分くらい
- キャラウェイシード 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- マスタード 大さじ半分
スープについて
固形スープの素の箱に、スープを作るにはコレだけのお湯にキューブを一個溶かしてください、という目安が書いていると思います。おおよその見当ですが、大体その4倍の濃さのスープが1カップ必要です。私が使っているのはクノールですが、これにはキューブ一個で2カップのスープになると書いているので、カップ1杯のお湯に二個使います。味はチキン、ビーフ、野菜などお好みで。今回私はビーフとチキンを一個ずつ使います。粉末になったスープの素も、だいたい通常のスープの4倍の濃さ、と見当をつけてお使いください。
酢について
白ワイン酢がいいと思いますが、白バルサミコ酢を半分くらい使うともっといいです。白バルサミコが手に入らない方は白ワイン酢に、砂糖をちょっぴりだけ多めに使ってください。レモン汁を少し加えると香りがさわやかになりますが、これは好き好きで使わなくてもかまいません。余談ですがさわやかさんと聞くと私が真っ先に思い浮かべてしまうのはいつも織田裕二です。
マスタードについて
粒が入っていない、普通のディジョンがいいと思います。日本の和がらしも悪くないです。
キャラウェイシード
いかにもドイツ風!って感じに造りたいならコレは必須です。日本では好き嫌いの分かれるスパイスですが、ドイツやそれより東のほうのヨーロッパの各地では多用される代表的なスパイスです。ロシアとかウクライナとかチェコとかのパンにも入ってますね。グーラッシュというビーフシチューやミートソース、カレーなどにも使うといい感じなので、さほど高価なスパイスでもないし、お持ちでなければそろえてみてもいいと思います。
コレも余談ですがインド系教授の研究室に質問に行ったとき、彼女がなんか指をしゃぶりながら話をするのでなんだろうと思っていたらキャラウェイシードをつまんで食っていて、凝視してしまったことがあります。「なんすか、それ?」と訊くと「キャラウェイっていうスパイスなんだけど、なんかわかんないけど食べ始めたら止まらなくなるのよ。食べてみる?」と差し出され、口にはしたがなかなか飲み込めなくて難渋しました。
作り方は次回に続きます。
キャラウェイシードってネズミのフンみたいに見えてその辺にこぼれているとドッキリする私に励ましクリックお願いします。