桜に煙る羊臭・ジンギスカンを食べよう

ご無沙汰しておりました。一ヶ月以上も更新が滞ってしまいましたが無事に日本への出張&帰省を済ませ、腹回りに軽く2キロほどのゆるい肉をまといつかせてNYに戻ってまいりました!いやー2キロでおさめたアタシ偉いなー、と自分で感心してしまうほどの諦念ですが、主にNYでは食べられない素材を使った母料理@函館実家をいくつかご紹介しまーす。
まずはどうしても食べたかったジンギスカーン!


ジンギスカンは北海道の花見にかかせない、とか言うと「またまたー」とかいう内地の人がいるけど、本当ですョ。
 こちらはゴールデンウィーク後半の、満開一歩手前の五稜郭公園の桜です。今年のGWは関東以北で天気が悪く、函館でも台風のような大雨のあと小雨が降り続く日が続きました。

 遠景の山は横津岳だか東山だかよくわかりませんが、曇り空がいい感じの薄墨色ですね。この日も軽く雨が降ったり止んだりでしたが・・・

 そんな日でも立ち上がる煙、それはジンギスカン。

ほらね。ジンギスカンやってない人たちとかいないもん。

このように北海道民に愛されているジンギスカンですが、観光客がジンギスカンを食べられるところとなるとなかなかないですよね。外食としてジンギスカンを食べられるのは道内だとビール園くらいじゃないですか?なぜなら道民にとってジンギスカンは家で食べるものだからです。ですよね、えすのはらさま。

そして帽子型の本格ジンギスカン鍋をお持ちのご家庭もありますが、たいてい各家庭ではホットプレートがジン鍋と呼ばれています。

各家庭でそれぞれのレシピがあるでしょうが、基本的に焼いて食うだけの単純なものです。そして材料も多彩ですが、最低限必要なのはラム肉とモヤシ。私は個人的にキャベツもぜひ欲しいです。たまねぎ、ピーマンなんかはあればいいけどなくてもいい。そして輪切りとうもろこしやかぼちゃ、ニンジンはむしろ邪魔な存在です(勇断)。

チョッピリ残ってる片付けてしまいたい野菜たちはドンドン使いましょう。
 しいたけとかな。

肉は大別して冷凍されていない生ラム肉と、筒状に丸めて冷凍したロール肉とがありますが、私はどうしてだかロール肉のほうが好きです。

それじゃ焼いちゃいましょう!
 ジンギスカンを食うのに糖質ゼロとかカロリーオフとかの水みたいなビール飲んでられないっつーの(実家冷蔵庫の内容に舌打ちしコンビニに買い物に行くの巻)。

タレは肉を漬けて置く派と後付け派がありますが、我が家は後付けです。
 そしてどうしてもベルのジンたれ。試しに買ってみるか、と他製品を買うこともありますが(右)、めったにリピすることはないですね。ジンギスカンしかおかずがないみたいに思われるのもアレだし、ということで刺身が一緒に写っています。


それではいただきまーす!
 オーイシーイ!!アストリアでもラム肉売ってるけど、骨付き肉のローストとかとは全然違う親しみやすさ&なつかしさに大満足!


しばらくお休みしてしまいましたが、この更新に続きまして函館での食べ歩き、続・母の手料理、そしてコッカーズとウミガメちゃんなど次々アップしていく予定です。

ドテラのカラオケの十八番、ジンギスカンでもを歌いながらまたいらしてくださいませ〜。
 ジン♪ジン♪ジンギスカーン♪て実はドイツ語の歌なんだな、これが。



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