ニューオーリンズレストランでカニエビ天国を見た

年末にニューオーリンズを旅行してほとほと思ったけど、ニューオーリンズってほんと食事がすばらしい。クロウフィッシュ(ザリガニ)、カニ、カキなんかの海と川からの魚介類をフレンチクレオール流に料理したものは海鮮が世界で一番ウマイ国・ジャパンの海っぱたで育った田舎者すら満足させてしまう、間違いなくアメリカでもっとも美食な街のひとつです。

 そんなニューオーリンズ料理のレストランがアストリアにオープン!オープン初日&次週末と二回続けて行ってしまいましたことからもアタシの満足度&おススメ度を推し量れるってものでしょう?ねえ?


6月28日にオープンしたばかりの新しいレストラン、Sugar Freak (36-18 30th Ave. Astoria, NY 11106)です。

最初に出てきたコーンブレッドも、アパタイザーのクロウフィッシュ(ザリガニ)のコロッケも、ピリリとスパイシーなブラディマリーもそれぞれとってもおいしいのですが、それらの写真など載せることもないか、と思ってしまうほどおススメしたいのがゆでカニとゆでエビの盛り合わせ(Shrimp and Crab Boil, $20)ですよ。

 初回のアタシ 「ど・・・どうやって食べればいいのかしら。皿に載って出てきたものの食べ方がわからないのは、まるごとゆでたアーティチョーク以来だわ。。。」


 二度目のアタシ 「脚を全部もいで、と。コイツではさんで粉砕!」


 「ヨッシャ女の子!卵オレンジ色!いいねいいね!」


ゆでガニといえば毛ガニな道南出身者は甲羅の上下をパカッとあけられそうにない堅固さのワタリガニ系ゆでがににちょっぴり戸惑ってしまいましたが、わかってみれば簡単やん。バキッと砕いてミソと卵とちょっぴりのカニ肉をせせっていただきます。ウマイ。まじウマイ。ゆでエビも甘さハンパない。むしゃむしゃ(集中してしまうので友達と二人で行ったのに無口になる始末)。

店内もうるさすぎず、ニューオーリンズのシンボル、フルール・ド・リスがちらほら効果的に装飾に使われていてステキです。


蟹とかはどうしても手を使って食べることになるので、そのへん気取った相手と一緒に行くとリアクションに困られてしまい気の毒になってしまうかもしれませんが、テーブルにはちゃんとペーパーナプキンのロールがオシャレに設置されてあるので問題ありませんね!というかこれ以外のメニューはぜんぶナイフとフォークでフツーにいただけるので、指をしゃぶりながらの食事に抵抗ある方でもほんとに問題ありません。

というか私は「手の汚れるお料理はノーサンキューだね」みたいなぼっちゃんだとノーサンキューなので、結婚前にはあえてこんなのを出す店に行ってみて価値観とライフスタイルが一致するか確認しておきたいとか思うほうです。なーんて上からものを言っておりますが、たいていの場合は私がno thank youとか思う前に先方にno way!とか思われちゃうのでなんとか相手を傷つけずに気持ちを伝えようとか苦心しなければならなかったことは一度もなかったんだけどね!!!!!



木曜から日曜まで、週末だけの営業ですが、とてもフレンドリーで食事もドリンクもオイシイお店です。ケイジャン・クレオール料理がお好きな方ならぜひどうぞ〜♪。
Sugar Freak (Facebook)



人気ブログランキングへ  実はこの店のガラストップテーブルの角でスカートを裂いてしまいパンツ半見せで帰ってきたあたしにドンマイクリックを!