燃え上がるホットワイン2011
これなーんだ?
侵掠すること火のごとくほむらたつ砂糖&ラム酒。
これは酒飲み王国ドイツのフェスティブなパーティ飲料、Feuerzangenbowle(フォイアー・ツァンゲン・ボウル)。大きな砂糖の塊にラム酒をかけて、それに火をつけて砂糖をとかしながら温めたワインに落としていくという、パフォーマンス的にもステキなホットワインです。
昨年の記事:
燃え上がるホットワイン 1/2
燃え上がるホットワイン 2/2
クローブを刺してスライスしたオレンジとシナモンスティックを用意してー
温めたラム酒をかけながら火をつけて砂糖をとかす→ とけた砂糖とラム酒が下のワインに落ちておいしくなるのです!
ウヒーーー!!!
くれぐれも申し上げますが、これは専用の道具と熟練した技術を持ったドイツ人を要する非常に高度で特殊なホットワインです。見よう見まねで積み上げた角砂糖にアルコールをぶっかけて火をつけてみるなどの暴挙はドイツカルチャーの一片も体現できないばかりか非常に危険です。やめましょう。レシピもないうえにマネをするなといいつつこんな記事をアップするのは、去年も言いましたがドイツ文化の一例を紹介したい気持ちと見せびらかしの気持ちを抑えられないからです。
燃えていなくても似たようなものは簡単に作れるので、甘くてあったかなホットワインを試してみたい方はこちらの過去記事をご覧ください。
道を歩いてたら「私占い師なんですが、あなたのオーラに非常に強い何かの力を感じます。それが不吉なものでないかどうか占ってあげたいのですが。」と声をかけられてしまったアタシにスピリチュアルドンマイクリックをほんとにおねがいします。