趣味ではないがDIY

DIY (Do It Yourself) は日本語だと日曜大工とか訳されますね。日曜日に楽しく住まい自分流な大人のイイ趣味のひとつ、みたいな位置づけですか?しかしアメリカは違う(高級マンション除く)。やらなきゃ水が漏れるとか窓が閉まらないとかそういう事情でやらなきゃならないんだよ・・・。こんなことで困ってる誰かの参考になればイイなー、と思って今日は書きます。けして苦労自慢じゃありませんョ。
 
いつか板を探してたときにもお世話になったハードウェア店にまた行ってまいりました。ココのお兄さんはやる気なさげな口調だが実はとても知識が豊富で質問すると的確にアドバイスしてくれるので心の中で辻彩男*1と呼んでいます。フ〜。


今回は浴槽のまわりのコークを新しくかえたいのです。コークって水周りの隙間を埋めてるゴムみたいな部分のことね、たぶん大方の日本の人はそんな知識を必要とせずに生きてるから知らないだろうと思って説明するけど(今日はやさぐれ40%増)。


コーク部分は黒カビが生えやすくてやっかいなんだけど、さらに劣化するとはがれて落ちて水がその間に浸みていって「オタクの風呂場のコーク古くなってない?下の階の住人が風呂場に水が滴ってきてるって言ってるんだけど」とかってアパート管理の人が訪ねて来たりします。
初めてそんなこと言われたときにはまさか下の階にそんなご迷惑になっていたとは・・・!と仰天したものだが、こういうことはアパート管理者の責任だからすぐやってきて処置して行ってくれます。


 コークがスッカリとれちゃってひとっつも残ってない状態&黒カビ。コレでも自粛してキレイめな部分を掲載してます。


今回もお願いしちゃおうかなー、と思ったんだけど、お願いしたからってすぐ来てくれるもんでもないし、いつだりやって来られるかと思って過ごすのも落ち着かないので自分でやってみることにした。ネットで検索するとやり方とか必要な道具とか材料とかはすぐみつかっちゃう。簡単そうだ。


工具用のでかくて厚刃のカッターで残っている古いコークをガリガリと削り落とし、歯ブラシを使って漂白剤でカビを徹底的にやっつけます。水気が残らないように数時間待つ・・・とかって待ってられないからドライヤーで乾かしちゃいます。水周りでドライヤーを使うときは漏電感電に厳重注意。


 コークはこんなチューブに入って売ってます。3ドルちょっと。タイル間の黒カビと古いコークが貧乏くさくてほとほとイヤな写真だ。


そしてコークを隙間にニョローーーーっと出して行って、水でぬらした指先でニョローーーーっとならしていけばそれでヨシ。あとは24時間待って乾燥させる。マスキングテープとか使えばもっとキレイにできたんだろうけどまあコレでイイや(とにかくやったというだけで満足するタイプ)。


 あースッキリ。写っているのは愛用の石鹸とハーブ酢。最近ハーブ酢は髪のリンスにも使ってるけど調子いいです。


ご参考までに私が参考にしたサイトです。他にもたくさんヒットします。
eHow: Recaulking the Bathtub, Shower & Bathroom Sink
WikiHow : How to Caulk a Bathtub


アメリカで暮らしてると自分でチャッチャとやってしまったほうが早くて確実だったりすることが多いです。→ そして自分でやってみようと思うと、そのやり方に関する情報は簡単に手に入るので実際なんでもできてしまいます。→ そして自分でなんでもできる子になってしまって、フニャフニャ女子が好物の男子にモテなくなります。→ その上こっちだってそんな男はゴメンだよ!くらいの気になってしまいます。 → しかしなんでもできるにしたって無限の知識とスキルを身に付けることは不可能なので、更に高度な知識とスキルを身に付けた男子も無数にいるしその中にはなんでもやってみる子が好みの人もいることはいるので心配は要らないのです。


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*1:辻彩:ジョジョ4部でキラークイーンに爆殺されたエステティシャンだが、ここでは貧血症みたいな口ぶりだか仕事には熱心だと言うことだけが重要。