ハーレムを歩く

ニューヨーク(てかマンハッタンとその近郊あたり)はほんの15分くらい歩いただけで全然ちがう街になっちゃいます。東京だって浅草と銀座と原宿とか全然違うじゃん、とか思うでしょ?確かにそうなんだけど、その違い方がNYのほうがずっとビビットなのですよ。

 大げさでなくてそのへん歩いてる人の人種が違ってくるんだもん。アフリカン・アメリカンが多いハーレムでは、こんなアフリカっぽいドレスにターバンの女性とかもフツーに歩いてたりします。しかしアフリカって大陸でかいからアフリカのどこの国のなんの民族の服だとかはわかんない。ハーレム125丁目にて盗撮。逆光ゴメン。


ハーレムだけじゃなくて、たとえばチャイナタウンも横浜中華街と比較するともっとずっとワイルドで、ウェイトレスさんが英語話せなかったり路上で生きてるすっぽんを売ってたり全体的にもっと汚な・・イヤゲフンゲフン。それから冬にブライトン・ビーチ(ロシア人街)歩くと毛皮率が70%はアップしてます。アストリアは基本ギリシャ系の街だからギリシャ料理のレストランとかが多いけど、スタインウェイの一部がイスラム系の一角になっててモスクなんかもあったりもします。今ちょうどラマダンだから夕方すぎるとすごいにぎやか。
こういうところは看板とかレストランのメニューとかがそれぞれ中国語、ロシア語、アラブ語なんかになっているのが多くて、お呼びじゃない感と本場っぽくてステキ感を同時に感じられて楽しいのです。

 で、ハーレムなんだけど。路上ベンダー率50%アップ。売ってるのは主に香料のオイル、線香、一目で違法コピーと知れるCD、ゆでガニ、オバマTシャツなど。ゆでガニて。長万部にもないよ、ゆでたのの路上販売なんて・・・。


 手作りっぽいアクセサリーもめっちゃおおぶりで派手なのばっかり。そしてふくよかさん率200%アップ。


実は以前、一年間ほどハーレムのNPOでボランティアをしてたことがあるんだけど、日中大きな通りを歩くぶんには女ひとりでも無問題。でもつい最近も発砲事件があったし、ぼやんとして歩いていてはいけないかもしれませんな。次のブログでギャートルズもビックリの巨大バーベキューにかぶりつく@ハーレムを公開。ソウルフード、バカにできませんよ。


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