イカ飯・実家レシピ 2/2

昨日のイカ飯レシピをご覧になって、食べてみたいと思ってくれた人がいるでしょうか。作り方もあんま難しいことなかったでしょ?しかし手順が簡単な料理は加減が命なので失敗する要素も多かったりするよね。とりあえずよくある失敗とその対処法、それからそれを避けるためのポイントとか書いておきます。親切丁寧がモットーですから。


よくある失敗と救済策

  • イカが破裂した

原因はもち米の入れすぎ。親が上手に作るのをみて育ったハコダテンヌじゃないとレシピだけを参考につくったりするだろうから、なかなか加減がわからないと思います。
防止策: 前の晩からよく水にうるかしたもち米を使うことと、イカの胴に米を入れすぎず1/3くらいを目安にすること。
救済策: しかしパンクしたところで景気がよくていいじゃない、くらいの気持ちで許容できる失敗なのであんま神経質になることもないと思います。米が少ないとそれはそれでぼろぼろしちゃって食べにくい&満足度低くなっちゃうしね。爆裂上等。

  • 味が薄すぎるんだけど

この手の煮物って出来上がるまで味見できないからドキドキするよねー。しかもアタシのレシピって分量が厳密じゃないし。ゴメン。
防止策: 
火にかける前の煮汁の色がそばつゆとかよりはけっこう薄く、味見すると炊き込みご飯の汁よりはちょっとしょっぱい、くらいを目安にしてください。
救済策: 
実は味が薄くてもあんま問題ないです。しょうゆよりイカの味が濃く感じられてソレはソレでけっこうです。でも酒のつまみには物足りないようでしたら、イカ飯を取り出したあとの煮汁をちょっと煮詰めて、切ったイカ飯にタレとしてチョッピリかけてあげてください。無問題です。

  • しょっぱすぎる

防止策: 
上のように、火にかける前の煮汁の色と味をよくみるしかないと思います。
救済策: 
しょっぱすぎる場合の対処法はほとんどないんですョ。もうお惣菜ではなく酒のつまみとしちゃってください。なので作るときは「しょっぱいくらいだったら味が薄めのほうがなんぼもマシ」と意識しつつ味を決めてください。

  • 切ったら中の米が生だった・・

ギャー!絶望的に失敗作!とかショックが大きいでしょうけど、あわてないあわてない。
防止策: 
イカ飯は一個一個も小さいし40分ほど炊けばたぶん大丈夫だけど、煮すぎたところでどうってことないです。焦げ付かないようにだけ気をつけていたらいいので、火加減とかわからなくて心配だったら長めに炊いても無問題です。あ、炊いてる間はずっとフタをしたままで。イカの中には生米が入っていることをお忘れなく。
救済策: 
炊き・蒸しが終わったらまず一個、大きめのを真ん中から切って米の様子を確認してください。この時点でもしめっこ飯だったら、再度鍋に入れて追い炊きして蒸してみてください。このとき煮汁が足りなかったら水を足してね。


・・・思いつく限りではこんなとこ。イカ飯はもち米なので、冷蔵庫に入れると硬くなっちゃうので朝に作ってその日の内に食べきるのが理想的です。冷蔵庫に入れて冷たくなっちゃったのもおいしいことはおいしいけどね。レンジで温めるのはパンクするし、イカが硬くなるのでお勧めしません。


遠足とか運動会とか旅のお弁当に函館市民に愛され続けるイカ飯。手順に慣れてしまうと朝に作るのもそんな面倒でないと思うので、みなさんのお宅にもぜひ定着してほしいです。作ったらレポお願いします!


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