謎はとけた；衝撃の事実が明らかに

今年１月、自宅にネズミが出てると思われる事態が発生した。実は去年にネズミが我が物顔でアタシの城を荒らしまくり、アパートの管理の人に徹底的に調べてもらってすべての進路出入り口となりえる穴をふさいでいたのでおかしな話ではあるのだが。
　しかしコレ、どう見てもネズミが食い破ったとしか…

いやー、去年は大変でしたよ、ホントにもう。ゴキブリも住まない北の地に育ったハコダテンヌにとっては、ヒトの居住空間にネズミが出るなんてメンヘル的に許容範囲外だもん。

ひっつく系の罠にかかったネズミがパニくってキィーッって鳴きながら長いシッポピョンピョン振り回してるの見たときには本気の絶叫＆泣いたから。ほんとに布団かぶって震えて泣いた。

「罠にかかったらフツーにビニール袋にいれてフツーにゴミに出せばいいから」ってアパート管理の人に指示されてたけど、このときほどドテラに感謝したことなかったわ。*1
　コレ、ネズミと笛吹きの街ハーメルンの定番おみやげなんだけど、当時のハーメルンではきっとメンタルバランスを崩す主婦とかもたくさんいたことと思う。時空を超えて親近感。

ウチみたいなデカくて古い建物からネズミを除去するのってほとんど不可能で、対処方法としては居住空間に出入りさせないよう進入経路を許さないことが一番確実らしい。それを徹底的にやってもらった後だったのでこの１月の事件では、そんなバナナ、とかもその辺に置いておけないから全部冷蔵庫に入れなきゃ、ってまたそんな事態なの？って感じでした。
　一応警戒はしたけどな。

でもやっぱりその後ネズミが出てるような気配は全然なくって、おかしーなー、ポテチの袋は食い破られてたんだけどなー、と気になっていたんだけど、やっとその謎が解けた。

あの時ポテチを買った小さい雑貨屋に昨日ビールを買いに行ったら物陰にすばやく動く影を発見。ピーン。買い物するフリしてポテチとかインスタントラーメンの袋をチェックしたらあったよ！食い破られの穴あき品が！なるほど。売り物にネズミが侵食してたのか…。気づかず買ったアタシも悪いけど、賞味期限の長いほうの肉を奥からひっぱり出して買う賢い消費者のアタシもネズミの穴が開いてないかチェックするとかは思いつかなんだわ。記憶帳面にメモっとかなきゃ。

このお店は軽いサンドイッチとかもその場で作る形式で売ってるから通報したりしたら営業停止になったりするかもしれないけど、こういう小さい店でネズミ対策ってきっとけっこうな負担になるだろうし、この景気の悪いタイミングでそんなことになったらこのお店つぶれるかもな。このおじさんはけっこういい人だし。とか考えたら、腹も壊さなかったしまあいいか、という気になった。とりあえず謎が解けてスッキリ。

余談ですが「罠にかかったネズミを逃がしたりしたら感謝どころか仇をしに帰ってくるから、ネズミは半殺しでなく確実に全殺ししないばダメだからね」と言ったのはアタシの母です。そして「ネズミとして送る生を早くに終わらせてやるのはカルマ的に言えば慈悲だから」とはあるインド系のお友達ですが、それって戦争で死ぬよりも自殺する人の方が多いという人間に生まれていることが絶対的に上位の幸せであるという前提に立っているからあまりなぐさめてくれないわ。。。

　ネズミ対策には猫飼うってのもいい手らしいが、食ったネズミの尻尾をコレクションする猫がいるらしいと聞いて戦慄して断念したアタシにクリックプリーズ。

*1:一度小田急線車内にコートを忘れ帰国当日の朝にそれを取りに小田原まで行ってしまい、ドテラがスーツケース４つ持って一人で神奈川某駅から成田まで移動してくれた時くらいの感謝と双璧。