はじめて物語・サンマの酢煮のはじめて

サンマを買った。酢煮にして食べようと楽しみに帰った。

 アマジョッパスッパ〜♪ 青身の魚〜♪(本日の即興買い物ソング)


さばいてサア煮るぞ、の段階でビックリ。酢がこれしかない。

 左から赤ワイン酢、白バルサミコ、黒バルサミコ。ええ〜…。

そしてさらに酒もない。
 イヤ、こんなのはたくさんあるんだけどカルーアとかどうしろっていうのさ。

欧米か!ってまったくその通りだよ!もう!こんなとき、海外生活のビギナーは途方に暮れちゃうかもネ。でもアタシは負けないゾ!困ったときにはいったん脳内に逃げて解決を図る。


脳内モグタン 「おねえさん、魚の頭と臓物の散らばる台所で困ってるみたいだけどどうしたの?」

ゆうおねえさん「サンマの酢煮でおいしいご飯を食べたいんだけど酒も酢もないのよー。」

脳内モグタン 「じゃあおねえさん、日本酒も酢もないのにサンマの酢煮を作ってみる初めての旅に出かけない?」

ゆうおねえさん「待ってました!(指パチン)」

二人で「それじゃあ行くよ!クルクルバビンチョ パペッピポ ヒヤヒヤドキッチョの モーグタン♪」

ぽわわわわ〜ん。

ゆう 「モグタン、ここはどこ?」

脳内モグタン 「ここは平成21年のニューヨークといいつつマンハッタンではない三等地にあるアパートの一室だよ!」

あーもう自分でもイヤんなってきた。結局薬局赤ワイン酢と赤ワインを米酢と日本酒の代わりに使って醤油と砂糖としょうがで普通に煮てみましたよ、と

結果。
 まったく問題なし。おいしかった。フンだ(軽くふてくされてる)。

在外日本人のみなさま、日系スーパーで割高な日系食材を買い物しなくても案外なんとかなることが多いョ!とくに味が濃いお料理は勝率高いです。


P.S.
文中モグタンが平成21年と言ってるのは22年の間違いです。在外生活が長くなると平成とか祭日とか忘れちゃって、連休真っ只中に帰省しようとしてなんでこんなチケット高くて取れないんだ、とか首をかしげたりすることがあるんですよ、ということなので修正しません。今日のアタシ、かなりガンコです。

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 「魚くさい手をつっこまれました」