味噌漬け牛たたき 1/2

近年草食男子が人気だそうですが、杉本彩程度に肉食の私としては全然興味を持てません。スポーツジムでストレッチばっかりやってるオシャレ系ガリガリ君を見るとなんかうずうずしちゃうんだけど、たぶん私が一番好きな肉料理は牛たたきです。レア目に火を通して味噌漬けにした、とっておきのやわらか牛たたきレシピを公開します。

普段はレシピの材料に厳密なことは言いませんが、これは火の通り加減が命なので肉の大きさと時間をできるだけ守ってください。味噌に漬けた段階で冷凍できるのでこの倍量作っても便利ですが、そのときも1キロのかたまりをひとつではなく500グラムのかたまり二つを使ってください。

材料

  • フィレまたはランプ部分の牛肉 500グラム
  • ブランデーまたは赤ワイン 大さじ1
  • 味噌 大さじ1
  • 砂糖 大さじ半分
  • 塩、胡椒

肉について
好みでどの部位でも良いんですが、私はタタキにするときはやわらかくて脂肪の少ないフィレがランプが好きです。オーガニックとかにこだわることもありませんが、レア目に火を通すので生食用を選んでください。私は今回はステーキ用フィレを1パウンド(500グラム弱)買って来ました。肉屋のカウンターで頼んだらはじっこが当たっちゃった。


牛肉の生食について
肉屋で「すごーくレア目に料理するんですけど生食用の肉ありますか?」って訊いたら、「ステーキ肉で大丈夫だよ」って言われたんで私はそんなの使いますが、気になったので調べてみました。グーグルさーん、教えてー(タラララ〜♪)

…やっぱり生食が原因の食中毒けっこう起きてますね。。。とくにコリアン系焼肉激戦区大阪にて多発。ユッケ、レバ刺しあたりでしょうか。発熱を伴うカンピロバクター、激しい腹痛を発症し時には死ぬこともあるO157が主な原因だそうです。寄生虫に関しては-10度以下で10日間以上冷凍すると安全らしいけど。

医療サービスに鷹揚な(けなしたい時の大人の言い方)アメリカなので気になるところですが、個人でできることと言えば肉屋で生食すると断ってOKな肉(日本なら生食用の表示のあるもの)を買うこと、清潔な店を選ぶこと、清潔に取り扱うこと、体調悪かったら食べない、子供と年寄りには食べさせない、食べる前に10日以上冷凍することくらいでしょうか。あとは自己責任だ。

一応生食用食肉の表示基準と言うのを見つけましたのでご参考に。生食用食肉等の安全性確保について(厚生省生活衛生局乳肉衛生課)

NYに住む人への参考までにですが、私はクイーンズのアストリア、30th Ave.にあるInternational Meat Market(サイトMarket Manila にリンク)で買います。目印はぶら下がる豚や子羊。カウンターで頼んで切ってもらうので英語に不安な人はドキドキするかなー。値段はすごくお手ごろです(今回ステーキ用フィレ肉1パウンドで5ドルチョッキリ)。非常に清潔で、職人さんたちがキビキビしていてすごく感じがいい店です。一人イケメンいます。

味噌について
味噌は好みでいいのですが、辛目の赤味噌っぽいほうがおいしいかなー。アメリカにいるとあんまり味噌の種類とか選べなくて、今回は白みそ使いました。甘いのでお砂糖は気持ち控えめに。

準備
肉のかたまりは冷蔵庫から出して2時間くらい置いて室温にしておいてください。冷たいままだと火の通りが違ってきてしまいます。端っこを買ってしまい、片端が細くなっている場合、細い部分だけ火が通り過ぎてしまいますのでタコ糸で形を整えておくといいです。まあこれは気にならないなら別に必要ないです。

なんか縛ったらイヤらしい感じになってしまった。どうしよう。

ちょろちょろ写ってる七味唐辛子は、大きさ比較のため親切のつもりで写しましたがどうでしょう。

作り方は次回に続く。

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