ニューオーリンズで南部アメリカを体感・アート編

引き続き年末のニューオーリンズ旅行記です(お散歩編はこちらをどうぞ)。ジャズ発祥の地といわれるニューオーリンズ、特に観光客が多いフレンチクォーターでは平日でもライブハウスやジャズバーが立ち並びドアを開けっ放しで軒並み演奏していました。チラッとのぞいてよさそうだったら入れる&チャージなしの気軽さが観光客やシロウトにはありがたかったです。
 ペット、ピアノ、ドラム、弦バスにクラリネットの大人雰囲気にホットウイスキーをすすりつつマッターリ。


 カクテルはどこのバーで飲んでもハズレがなくおいしかったー。


 ほとんどのジャズバーではノーチャージでしたが、ドリンクを注文することは要求されます。ドリンク自体が割高になってるということもなく、演奏バンドには各自でチップを払いますが、こんなときにケチケチする男や場違いな高額チップをこれ見よがしに払う男は、遊び方や金の払い方を知らないヤツと即座に断定してよろしいでしょう。


 テーブルに座るスタイルではなくフロアになっている場合は迷わず踊りましょう。イェーイェーイェー♪


変わったバンドだったんだけど、演奏中に踊っている人にはブリキでできた洗濯板状のナミナミの赤ちゃん前掛けみたいなのを肩にかけてくれて、これをスプーンでひっかいて異音を出しながら踊れるというサービスが提供されておりました。おなじくブリキの破れバケツも用意されており、これもスプーンで打ち鳴らしつつ踊りまわれます。

打楽器の精神高揚効果、スゴイ・・・・!

 スッカリ昇天のおねえさまがた。アタシもやりたかったんだけど、これは女友達と一緒じゃなきゃ「頑張って楽しもうとしている感」のほうが強くかもし出されて失敗に終わるだろうと判断し指を加えて見物してたです。


夜は上記のようなバーで飲みながら演奏を楽しみ、日中は公園や路上でのパフォーマンスを楽しめるというからステキ!
 公園での金管バンド、とっても上手で1時間以上も座り込んでしまった。


 一人だけ白人の子が入ってたけど、この子が一番うまかったわーー。パーンと突き抜ける高音にウットリしてチップ大盤振る舞い!ホーレ幇間、お前もよいから飲んでおれくらいの気持ちになっちゃうのは旅に来て期待通りの楽しみを楽しむことができて気が大きくなってしまっているから!


 心地よい楽の音に舞い踊る人。桃源郷とはここだったか。さああなたもご一緒に。恥ずかしくないよー恥ずかしくないよー楽しいよー。


ニューオーリンズは音楽だけでなく、絵やクラフトなどのアートも盛んでギャラリーがたくさんでした。ぜひとも行きたい一軒があるのですが。。。。
あったあった!宿泊ホテルのすぐとなりだったわ。ブルードックで有名なGeorge Rodridge のギャラリー。


日本ではあまり知られていないようですが、George Rodridgeはルイジアナ出身のコンテンポラリーアーティストでこちらではけっこう人気です。ペイントやシルクスクリーンの作品が多く、たいていどれにもなんか困ったような顔の青い犬(ティファニーちゃんという名前だそうな)が描かれているのでブルードッグの作家として知られています。

色調はポップなのにその黄色の目はなにやら傷心と理解がこめられているようでニューオーリンズ独特の物悲しい叙情性も漂う。。。アタシの琴線をガンガンにかき鳴らすタイプ!


 シルクスクリーンのプリントとかもとっても欲しかったのだけど高くて買えない、ドテラと趣味が合わないなどの理由から妥協の手帳購入。


一週間ごとに違う作品が大きく載っていてカワイイ!気分あがるー!
 頭に鳥のっけてるし。どっちも何を考えているのかしらと思わせる。



ニューオーリンズは食事ももちろんとってもおいしく、ベニエ、オイスター、クロウフィッシュ(ザリガニ)、ジャンバラヤ、ガンボー、ポーボーイと食べつくしてまいりましたが、レストランで食べたもの食べたものの写真をアップしてるだけのブログとは一線を画したい反骨精神&ゆっくり食事に集中したい食い意地が抑えがたく、それらの写真はありません。


次回からはまたレシピをアップします。グアバ酒、エビとシャンツァイのしゅうまい、ちょっと違ってとってもおいしい白菜のおひたし、ミートソースとそれをつかった簡単ラザニア、家中がカレーのイイにおいすぎて一日中食欲を刺激されすぎて困る本格インドカレーなどを順次アップ予定ですのでまたいらしてくださいませー。




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